4年芸術(書道Ⅰ)のUnit3「漢字仮名交じりの書」-個人的な表現は鑑賞者の存在に支えられている-で墨の濃淡による表現の効果を学習するため、今年の漢字を淡墨(水で薄めているためにじみが大きい)で書き、その想いを濃墨で表現しました。
淡墨は柔らかい色合いで、文字の輪郭もまろやかになり暖かみのある表現に適しています。濃墨は淡墨に比べると強く、豪快な表現に適しています。
同じ紙面に淡墨と濃墨で表現することで、墨の濃淡による遠近効果も学ぶことが出来ます。
それぞれの生徒の作品を見ていると、今年1年の様子が思い浮かんでくるようで、書道選択生徒以外の生徒も楽しく鑑賞していました。