本校が2019年3月まで指定を受けていたSGHの取組を継承する学校外の学修「社会科学特論」では、前期までの「学びの個別化」の取組を経て、9月から月1回の計画で「学びの共同化」の取組へ移行しており、11月26日(火)は3回目のワークショップを実施しました。

この日もSGH探究パートナー藤井真知子氏(北海道大学FMI)をファシリテーターとして、「勉強」「仕事」と対話を重ねたライフスキル第三段として「暮らし」をテーマに、この日はフリーなダイアログを通して、それぞれの思いを掘り起こす営みを行いました。

そもそも「恋愛」や「結婚」について、友人と会話をすることはあっても、ラウンドテーブルで意見を出す経験は滅多にないことだと思います。そのせいか、「ありがちな話題」のように見えて、意外な発見や、友人の気づき得ない思いに触れることができて刺激的な時間となったようです。

 

実はこのライフスキルの布石として、前期に小グループで「自分の将来の姿像(20年史)」を探究していました。そこから半年近くを経て、半年前の自分との変化を感じる生徒も多く、世の中の変化だけでなく自己の変化の激しさを実感していました。