本校が2019年3月まで指定を受けていたSGHの取組を継承する学校外の学修「社会科学特論」では、前期までの「学びの個別化」の取組を経て、9月から月1回の計画で「学びの共同化」の取組へ移行しています。

 

9月17日には探究パートナーである藤井真知子氏(北海道大学FMI)をファシリテーターとして、テーマを「“勉強”なぜ、なんのために、勉強をするのか。勉強とは何か?」に設定して探究を深めました。

今回はゲストに、松山元樹様(様々な経歴を経た私人)と藤井翔様(北海道大学大学院理学研究員、産学・地域協働推進機構)のおふたりをお呼びして小グループでのダイアログを展開。

履修生は思ったことを自由に語るとともに、気づかない自分の思いを掘り起こす時間を過ごしました。

学校とはアタリマエに「勉強をするとこころ」と思い、「勉強しに学校へ行くもの」ということに疑問を持つことも少ないのでしょう。

 

「面白かったです! みんなの考える勉強の理由がひとそれぞれすぎるのが特に!」(5年Nさん)

「机に向かってする勉強は経験を積んでおくためなのかなと思った」(4年Kさん)

「負の感情はもつべきではないと考えた」(4年Hさん/編者付記・浪人や転職に触れて)という生徒のリフレクションが印象的でした。

この外部人材を迎えたワークショップは毎回テーマを設定して月に1回実施します。