新型コロナウイルス感染症拡大防止の取組の確認について
いつも「校長室の窓」をご覧いただきありがとうございます。令和2年(2020年)11月2日月曜日、お子様を通じて「ご家庭での朝の検温と検温観察の徹底及び発熱や咳などの風邪等の症状がある場合の対応について(お願い)」という表題のお便りを配らせていただきました。これは、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、北海道が警戒ステージを「ステージ1」から「ステージ2」に引き上げたことを受けて、改めてこれまでお願いしてきた感染防止のための取組を確認させていただくものです。本校ホームページにも掲載いたしましたので、保護者の皆様におかれましてはご一読いただければと思います。
なお、札幌市立学校は従前から感染レベルを「レベル2」として対応を行っていますので、新たなお願いをするものではありませんが、これまでの取組の重要性を今一度確認するため、本日午後の教職員打合せの際にも次の内容を確認しておりますので、保護者の皆様とも共有したいと思います。
(教職員打合せでの発言要旨)
本日、新型コロナウイルス感染症に関するお便りを出しました。内容はすでに承知のことですので繰り返しませんが、教職員の皆さんと次の3点を共有したいと思います。全ての子どもたちと私たち教職員の安全と健康を守るための大切な取組になりますので、よろしくお願いします。
1点目は、「もしかしたら感染しても無症状で気付かないケースがあるかもしれない」という前提に立って、マスクの着用、手洗いや手指消毒、換気の徹底、いわゆる「三密」対策などの取組をお願いします。「多分大丈夫だろう」と思ってしまうと、どうしても対策が緩みがちになります。以上の前提の共有を願いします。
2点目は、感染者の拡大防止のため、子どもたちと同様、私たち教職員も朝夜の検温を確実に行い、風邪等の症状がみられるときは決して無理に出勤しないことの徹底をお願いします。万一感染した場合に感染者の数を増やさないようにするための取組です。
3点目は、差別や偏見・誹謗中傷は絶対に許さないという姿勢についてです。後期始業式で私から全校生徒の皆さんにも放送でお話ししましたが、「感染した人が悪い訳ではない」「自分もいつ感染するか分からない」「だからなぜ感染したのかを詮索することは慎む」といった意識を共有することが大切です。万一身近な人が感染したとしても、「思いやりの心」で支えられるよう、子どもちに語りかけてほしいと思います。
以上の3点を共有いたしました。私たち教職員も感染拡大防止に取り組んでいきたいと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。
令和2年(2020年)11月2日