校長室から:前期終業式講話「いつかは・・・」
皆さん、こんにちは。
9月も終わりを迎えました。早いもので、今年度も半分が過ぎようとしています。いつも感じることですが、前半の半年と後半の半年を比
べると、心なしか後半の方が時間が過ぎるのは早いと感じます。皆さんはどうでしょうか。
さて、前期終業式にあたり、一つお話をしたいと思います。
かつて、私は札幌の中心部で働いたこともあって、この間、行ってみたいと思っていたお店を思い出し、先日、その場所に行ったところ、
そのお店はなく、別なお店になっていました。考え違いかもしれないと、あたりを探しましたが、見当たりませんでした。街中で働いていた
のはもう10年以上も前なので、 いろいろなことが変化したことなのか、 残念で仕方ありませんでした。 いつか行こうと思っていましたが、
もうそのいつかは無くなってしまいました。
走ることが好きな私ですが、山に登ることも好きで、この間、北海道新聞に札幌岳から空沼岳までの縦走路をファストハイクというハイキ
ングのイベントが載っていました。札幌岳は定山渓の奥にある山で、空沼岳は真駒内や常盤の奥にある山で、その縦走路をいつか歩きたいと
思っていました。かつてあった縦走路が20年もの間、人が歩かなくなったことから道は無くなっていましたが、札幌の山岳会の方々が2年を
かけて草刈りをして、昨年秋に通れるようになっっていたことがわかりました。いつかは無いかもしてないと思っていた私は、早速申込をし
て、先日の日曜日に100名弱の皆さんと歩いてきました。天気は薄曇りでしたが、満足したハイキングとなりました。
私もいろいろな経験をし、いろいろなことを、いつかはやってみたい、行ってみたいと考え、そのいつかが無くならないように、早く手を
付けることを心掛けてきましたが・・・。 そのいつかはやってこないことが多かった。いろいろな考え方がありますが、やはりやらなけれ
ばならないことは、後回しにせずやることだと思っています。
高校時代なんて、あっという間に過ぎていきます。3年生にとって、新川高校に在籍するのもあと半年。通常の授業もあと3か月。やれる
ことを後回しにせずにやってほしいと思います。また、1・2年生についても、例えば、チームスポーツとしての部活動について考えると、
現在のチームでやれることはもう1年もない。後回しにする時間はありません。本当に高校時代なんてあっという間に過ぎていきます。
最後に、もうお亡くなりになりましたが、映画監督大島渚さんの言葉をお話して、終業式の講話とします。大島監督の有名な作品の一つに、
坂本龍一さん、ビートたけしさん、デビット・ボーイさんが出演いました「戦場のメリークリスマス」という映画がありますが、題名くらい
は知っている生徒も皆さんもいると思います。
「今やれることを、今やらなかったら、一生やれないということなんだ 」
いつかはやってこない。そのとおりだなと考える今日この頃です。
終わります。
令和8年(2026年)9月28日
校 長 宮 田 佳 幸


