最近、新川まちづくりセンターなどに足を運んでいますが、高校生の手を借りたいということが結構あり、また、他にも、直接、地域から

   校にボランティアの依頼もあり、学校行事や定期考査、部活動などを考えながら、生徒たちは自主的に参加しているようです。

  しかし、残念ながら、こういうことをやりたいと自ら企画して行動を起こすことは少なく、その多くは企画されたものに対して応募すること

 が多いのが実態です。

  そのような実態がある中、次のようなことがありました。

  新川高校では、年2回、自治委員会主導で「あいさつ運動」を実施しています。あいさつ運動の期間、生徒玄関などに各クラスの自治委員が

   立ち、「おはようございます」と登校してきた生徒に声を掛けます。元気よく挨拶を返してくれる生徒、中には眠たそうに返す生徒もおります

   が、多くの生徒はしっかりと返してくれます。

  5月に行った今年度1回目のあいさつ運動に向け、自治委員会のメンバーが小学校に行き、児童に対してあいさつ運動を行いたいとの相談が

   ありました。この相談は、自分たちが企画して行動してみたいというものでしたので、もちろんやってごらんとその背中を押したのは言うまで

   もありません。

  新川小学校、新光小学校、新川西中学校、新川高校の4校は、以前より小中高の連携を行っており、様々なことを一緒に行ってきました。両

   小学校の協力のもと、本校の生徒が児童に算数や英語の授業を行ったり、秋に行っている落ち葉拾いボランティアでは、近くの公園の落ち葉を

   一緒に拾ったり、また、中学校と高校の吹奏楽部が地域の皆さんをお招きして合同で演奏会を開催したりするなど、小中高が連携して様々な取

 組を行っています。

  このような関係性もあり、直接、自治委員会が新川小学校と新川西中学校に連絡をし、地域であいさつ運動を行うことの了解を得て実施する

 ことになりました。

  当日、新川小学校の玄関前に自治委員が並び、登校してきた児童に「おはようございます」とあいさつをすると、元気よく挨拶を返してくれ

 る子どもたちもいれば、玄関前がいつもと違う様子に戸惑ている子どももおりましたが、2日目3日目になると、元気よくあいさつをしてくれ

 るようになりました。今回はこのあいさつ運動に興味をもってくれた新川西中学校の生徒会の皆さんも一緒に挨拶を行ったところです。

  今回のあいさつ運動は4日間行いましたが、新川高校のあいさつ運動が終わったあと、新川小学校の児童が自主的にあいさつ運動を続けてい

 ると、新川小学校の校長先生が教えてくれました。現在も続いているそうです。

  次に行う2回目のあいさつ運動では、新川小学校の児童会、新川西中学校の生徒会とともに行うことになり、少し離れている新光小学校にも

 声をかけて、一緒にやっていきたいと、自治委員会は考えています。

  高校生が地域とどうつながっていくか。地域に対する自主的な活動がもっと生徒の中から出てくると、地域とのつながりも強くなっていくの

 ではないかと思いますし、逆に視点を変えれば、地域が高校生を受け入れてくれる、そんな環境になっていくのではないかと考えています。

 

                                                    令和8年(2026年)5月29日

                                                     校 長  宮 田 佳 幸