皆さん、こんにちは。

  今日は今年になって気温が最も暑くなり、また暑さ指数も最も高くなりま した。連日の暑さの中、生徒の皆さんもその暑さに耐え、今日

   よく頑張りました。3年生には申し訳ありませんが、来年からエアコンが使えます。

  ちょうど1年前の夏休み前の全校集会でこのように話をしました。 ついにエアコンがつきましたが、冷気の吹き出し口にいる人は逆に寒

   り、長袖がほしくなっているようです。 ここ札幌の夏も以前よりも暑くなってきましたが、建物に入ると寒すぎることが多くあり、私

   は、夏に外出するときには、1枚羽織るものをもっていきます。

  さて、明日から夏休みですが、 今回は「なぜ夏休みの宿題はすぐに終わらないのか」についてお話したいと思います。 別な言い方をする

   と、「人はなぜギリギリまで動かないのか」ということになるでしょうか。

  これまで、ひと月もある休みにもかかわらず、 ついつい後回しにしてしまい、 夏休み終了ギリギリで宿題が終わるという人も多かったの

 ではないでしょうか。あるいは終わらなかったという人もいたのではないでしょうか。

  イギリスの歴史学者・政治学者のパーキンソンさんが70年ほど前に「パーキンソンの法則」というものを提唱しました。 これは「仕事の

 量は、完成に与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というものです。

  わかりやすく言えば、 1時間で終わる仕事に1日分の時間を与えると、 人はその仕事に1日費やしてしますということになりますが、夏

   休みの宿題に当てはめると、夏休みの期間をすべて使って宿題をやってしまうということになります。これは、個人の性格や怠惰ではなく、

   人間がもつ普遍的な心理傾向であることが知られています。

  正直に話をすると、今話していることももっと前から考えていたと言いたいところですが、今日話をすることは事前にわかっていたのに、

   パーキンソンの法則に縛られたかのように、ギリギリになって話す内容を考えるということになってしまいました。

  では、ギリギリにならない前に終わらせるにはどうしたらよいか。様々なところでその対策は提唱されていますが、ひとつには、「宿題を

   終わらせる」という大きな目標から、「何日までにこの部分は終わらせる」と小さな目標を設定することが大事だと言われています。また、

   1つの作業に集中し、2つ以上を同時に行わないことが重要である との指摘もあります。

  さて、皆さんは、いろいろな計画を立てていると思いますが、ゴールがあるものに対して、どのように対策をしているのでしょうか。ある

   いは対策をするのでしょうか。

  「なぜ夏休みの宿題はすぐに終わらないのか」というお話でした。時間の使い方を大切に。有意義な夏休みを!

 

                                                     令和8年(2026年)7月23日

                                                     校 長  宮 田 佳 幸