令和2年選手権大会南北海道大会札幌支部予選 　

■Gブロック　２回戦（７/２１ 札幌麻生球場）8:28開始-10:11終了（１時間43分）

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 計
札幌藻岩 ０ ０ 0 0 ０ ０

1

 0 0             1
札幌新陽

0

 0 0 2 ０ ０ 1

0

 X             3

投-捕：石橋・寺島（6回）－羽迫

　昨年の秋季大会で準優勝を果たし、シード権を得て、冬の練習にも熱がこもり、部員一丸となって、練習に取り組んで来ましたが、どこの学校もそうだったと思いますが、年明けは新型コロナウイルスで思うような練習も出来ず、苦悩の日々でした。

　春季大会が中止となり、夏季大会の開催も危ぶまれるなか、なんとかモチベーションを保ちながら、色々な関係者の方々のご助力のおかげで、3年生にとって集大成となる最後の大会を迎えることができました。

 

　序盤は両チームとも1安打ずつと、投手戦でしたが、４回の打者２巡目、警戒していた2番打者に右中間に３ベースを打たれ、無死３塁。3番打者には3塁線を破る2ベースを打たれ、先制を許します。いずれも１ボールからのファーストストライクを痛打されました！

　その後、１アウト満塁から7番打者にライト前ヒットを打たれ、２点目を許しますが、ライト菅原の好返球で、２塁走者

をホームで刺し、２アウト１・３塁で仕掛けられた重盗を2-4-2で、鮮やかにホームで刺し、ピンチを切り抜けました！

　また、1点ビハインドの７回、６回から登板した寺島が、ヒット・四球・送りバンドの１アウト２・３塁で2番打者にセンター前ヒットで追加点を許しますが、センター岡本の好返球で、またしても２塁走者をホームでアウトにしました。

　結局、四死球４・安打１２を許しましたが、随所に守備の好プレイがでて、短いながらもやってきた日頃の練習の成果を十分に発揮することができました。

　攻撃に関しては、序盤、相手投手がまだ不安定なうちに先制出来なかったのが、あとに響きました。7回、先頭の伊牟田がショート内野安打で出塁。その後２アウト2塁から、5番岡本が１ボール・２ストライクと追い込まれながら、甘く入ってきたスライダーをレフト線に痛烈な打球の２ベースを放ち、1点差にしましたが、後続が討ち取られ、結局、徐々に調子を上げてきた相手投手に３安打に押さえ込まれてしまいました。

 

　このチームは「挨拶・返事・全力」といった基本から見直すことから始まり、「みんなから応援されるチーム」をスローガンに取り組んできました．まだまだ上手くなれるチームでしたが、特に３年生は、この一年で、人間的に大きく成長してくれ、限られた状況のなか、それぞれがベストを尽くし、高校野球を全うしてくれました。

　3年生が残してくれた財産をしっかり受け継ぎ、新チームでは更なる高みを目指して頑張りたいと思います。

今後とも応援のほど、宜しくお願い致します！

 

8月2日（日）午前、恒例のOB戦を行い、午後からは野球部父母会主催の３年生を送る会を本校で行いました！