本校はそれぞれの教科にとっての学習に適した環境を整備し、生徒がその教科の専門性を高められるよう配慮した教室運営方式の教科教室型で授業を行っています。しかし新型コロナ感染症拡大防止の目的で、教科教室型の校舎使用を一時的に停止しておりました。札幌市立学校では基本的な感染防止対策を講じながら、従来の学校生活を送ることが求められていることから、本校としては後期が始まる10月から教科教室型の校舎使用を再開することとなりました。そして9月1日から7日までの1週間を教科教室型の試行期間と位置づけ、生徒が教科教室型の学校生活の過ごし方を考える機会としてスタートしました。全てのセッションで教室移動となるため、時間割の把握、荷物の整理などの自己管理スキルがとても重要となってきます。全体の約半分の生徒が教科教室型を経験していないため、戸惑う生徒もいましたが、みんなで協力して声を掛け合いながら移動をしていました。