開成では「いのちを考える学習」を全学年対象に実施しています。総合的な学習の時間「コズモプロジェクト」やLHR、道徳の時間に、体験学習や話し合い活動、専門家の講話などを通して、生命の大切さや生き方について考える時間として開校以来行っている取り組みです。今回はその中の1年生の2つの取組を紹介したいと思います。

今月は「生命誕生」をテーマに助産師さんや子育て中のお父さんから話を聞く活動を通して、生命誕生の不思議さやいのちの大切さを実感する授業を行いました。10月6日は、開成でPTA会長も務められた助産師の加藤幸子さんをお招きして、お腹の中で生命が育っていく様子や出産の際の苦労など、赤ちゃんが生まれるまでの話をしていただきました。10月11日は、生後11ヶ月のお子さんを持つ本校の谷崎先生が、子供の成長について話をされました。当日は、お子さんと奥さんも一緒に来校し、1年生160人に注目されながら、堂々とハイハイしている様子を見せてくれました。生命の誕生の様子や子どもの成長の話を通して、改めて「いのち」について考えることができたようです。