にぎやかな一日に事務職員が授業の様子をレポート
10月28日水曜日の午後は、たくさんの方が本校に来校しました。まずは、HTBのイチオシモーニングの取材クルー一行が12時少し前に来校。28日から3日間にわたって、レポーターさんが一緒に授業を受けたり、昼休みに生徒へインタビューしたりしながら、本校と開成高校の学校の様子をじっくりと取材していきました。11月3日と4日の2日間にわたって朝7時15分頃からイチオシモーニングの中で、報道されるようです。写真は、昼休みのカフェラウンジの様子です。取材を受けている生徒のみならず、たくさんの生徒たちがやってきて周りを幾重にも取り囲み、「ほんもの」の取材の様子をニコニコしながら見ていました。
続いて、13時半ころには、4年生を対象にした海外留学に関するパネルディスカッションの講師として、北大生3人が先生と一緒に来校し、14時過ぎには、中国瀋陽市渾南区の渾南第二中学校の校長先生を始めとした教育関係者4名の瀋陽市訪問団が来校しました。私は、瀋陽市からの訪問団をお迎えしていたため、残念ながら、北大生3人のパネルディスカッションは参観できませんでした。さらに放課後は、コズモ放課後ユニットの地域・国際交流班との学び合いに、北大の留学生20名も来校しました。
このような中、私に代わって、本校の事務職員が1年生の道徳の授業と4年生の「フューチャージョブセッション」という進路を探究する学習を見学し、教員とはまた違った視点からのレポートを寄せてくれました。
1年生の道徳の授業は、同じ指導案での4クラス同時展開でしたが、授業する先生によって色がぜんぜん違って面白かったようです。異性とのかかわり方を考える授業で、生徒たちはすこし恥ずかしがりながらも、先生の指示やグループワークに積極的に取り組んでおり、彼女曰く「担任の先生だけではなく、1学年の先生方が全員教室に行かれている状況に感動しました。先生方のチーム感というか、全員で生徒たちをみている、というのが感じられました。」とのことです。
一方、この日の4年生の「フューチャージョブセッション」は、「自分らしく働くとは何かを知る」というのがテーマ。黒井先生が「仕事ってお金を稼ぐためだけにするのかな」というところから、自分らしく働くという仕事観、これから求められる職業人の在り方について講義。自分らしく生きるとは、他者や社会とのかかわり方の差。その差を生み出すのは、周りからの自分への期待値を超えること。想定外のかかわり方をすることでプラスオンする、すなわち、新しい価値を生み出したり、高めたりすることが大事とのこと。彼女曰く「何より生徒たちの先生のはなしを集中して聞いている姿がとても印象的でした。これから4年生が「プラスオンジョブ百科」をつくっていくそうなので、楽しみです。」とのことでした。
何かと忙しい本校ですが、これからも、教職員みんなで「チーム学校」として助け合いながら学校づくりに取り組んでいきます。