学校説明会では生徒諸君が大活躍
ついこの間、夏季休業が始まったと思っていたら、あっという間に時間が過ぎて、夏季休業が終了しました。今週月曜日の8月17日から学期が再開し、生徒の皆さんの元気な声が学校に戻ってきました。この夏季休業中もたくさんの取組があり、それぞれのプログラムの中から興味のあるものや今自分に必要だと思うものを主体的に選択し、一人ひとり、個性あふれる夏休みを過ごしていたようです。
そんな取組の中から、今回は学校説明会についてご紹介します。7月28日月曜日は、中学校3年生を対象に、札幌市立高校合同学校説明会がわくわくホリデーホールで開催されました。本校の発表は、14時15分からの40分間でしたが、発表内容の企画から当日のプレゼンテーションまで、放課後ユニットのアイディア発想班の生徒たちが担当しました。さらに、男子バスケット部員が運営のお手伝いをしてくれました。1年生から開成高校の3年生まで10数名のアイディア発想班の生徒たちは、絶妙なチームワークで、本校の教育の特徴や開成高校からつながるスーパーサイエンスハイスクールの取組などについて、生徒目線から生き生きと語りかけてくれました。来場された多くの中学生や保護者の皆さんに、本校の雰囲気を十分に伝えることができたのではないかと思います。
8月8日土曜日は、新入生学校説明会を本校で行いました。1回1時間半のプログラムを完全入れ替え制で4回実施しました。小学校6年生と保護者、約1.200人の方に来校いただきました。前日の会場準備、当日のボランティアスタッフとして、両日とも約60人の4年生と1年生の生徒諸君が元気はつらつと動いてくれました。校舎見学の前の学校説明では、ついつい各教員の説明に熱が入りすぎて時間をオーバーしてしまい、「もう少しゆっくりと校舎を見る時間がほしかった」などの声も聞かれましたが、多くの方々から、「生徒たちのあいさつが気持ちよかったですよ」「是非とも開成に入りたいと思いました」など、うれしい言葉をいただきました。
また、ボランティアに参加した生徒たちの様子を見ていた本校の教職員からは、「暑い中、重たいものを運んだり、ずっと立ったまま挨拶をしたり、質問を受けたり、大人から見てもたいへんなこともあったとおもいますが、弱音や文句をひとつも耳にしませんでした。先生の指示を待つだけでなく、自分で仕事を見つけて動いている子や、工夫をしている姿もみられて素晴らしいなと思いました。そして、ひとりにそういう動きがあると、周りが気づいて協力している場面が何度かあって、そこもとっても素敵な集団だなと思いました。」との話も聞こえてきました。
私たち、教職員にとっても、色々な気付きのある素敵な一日となりました。