6月10日水曜日に、PT会主催の公開講座が開催されました。名付けて「IBカフェ」。子どもたちが日々取り組んでいる国際バカロレアの教育プログラムによる課題探究的な学習を、保護者も体感してみようということで、本校のIBコーディネーターである西村教諭をファシリテーターとして行われました。当日は、60名を超える1年生の保護者の方が参加し、相談支援パートナーの栗田さんや本校教員も加わり、賑やかに楽しく学びあいました。

 基本的に、4名から5名のグループによるワークショップ形式でしたが、皆さんの多くが初対面であったにも関わらず、お互いにすぐに打ち解け、笑いあり語りあり動きありの活発な講座となりました。

 最もよく飛ぶ紙飛行機を作ってグループ対抗戦をやったり、絵を見て感じたことを話し合ったり、実際に花の絵を描いて評価しあったりと、あっという間の2時間だったようです。このように、アクティビティを通して、IBの学びや評価の考え方を体で感じながら学ぶといったことを予想していた保護者の方は少なかったようですが、「とても貴重な機会だった」「是非とも二回目、三回目を開催してほしい」「今度は生徒と同じIBの授業、特に英語の授業を受けてみたい」など、学習者として前向きな声がたくさん聞かれました。

 また、同じこの日、4年生の保護者の皆さんは、開成高校PT会公開講座の「進路カフェIN KAISEI」に一緒に参加させていただき、高校生の親として押さえておきたい大学受験に関する情報などについて学ぶ機会を得ていました。

 まさに、生涯に渡って学び続ける力が求められる時代だからこそ、これからも、このようにPT会と連携して、大人の私たちも楽しく学ぶことができる機会を作っていきたいと思いました。