令和2年(2020年)最初の「校長室の窓」更新となります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、私が参加させていただいた令和2年最初のイベントは、札幌開成高校吹奏楽部OBの方々による演奏会でした。この演奏会は不定期ながらも数年に一度開催されているとのことで、8回目となる今回は「温故知新Ⅷ」というタイトルで、1月4日土曜日の午後に開催されました。2部構成の演目で聴衆を楽しませたのち、アンコールでは「虹と雪のバラード」など、さっぽろゆかりの曲が演奏され、今年がオリンピック・パラリンピックイヤーであることを改めて感じさせてくれるものでした。吹奏楽部OBの皆様、楽しいひとときをありがとうございました。

 1月7日火曜日から8日水曜日にかけては、北海道高等学校長協会及び全国高等学校長協会北海道ブロック主催の研究協議会が行われ、講演や各高校からの実践発表のほか、教育をめぐる最新の動向に関する説明などが行われました。このうち説明の中では成年年齢引き下げに関する情報提供もありました。成人式に関するニュースでも取り上げられていましたが、令和2年度に高校に入学する生徒(本校の場合は4年生)は、18歳の誕生日を迎えると成年に達します。成年になると、親権に服さなくなる、親権者による居所の指定を受けることがなくなる、契約等に関する未成年者保護規定の適用を受けなくなるなど、大きな変化が生じます。令和4年度からは本校在籍中に成年に達する生徒が出てきますので、様々な対応が必要であることを再認識する機会となりました。

▼研究協議会会場の様子

 1月8日水曜日の午後からは、北海道高等学校教育研究大会に参加させていただきました。全体講演の講師は、北海道大学北極地域研究センターの齊藤誠一教授が務められ、「これからの北極域研究-気候変動とSDG’sの視点から」と題する講演が行われました。

▼北海道高等学校教育研究大会会場の様子

 まもなく冬季休業も終わり、1月20日月曜日から授業が再開されます。本校生徒の皆さんが元気に登校し校舎内に活気が戻るのを楽しみにしています。

 本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

令和元2(2020年)1月17日