2019年秋の出張を振り返る
本校に着任して7か月が過ぎました。これまでの予定表を振り返ってみますと、9月、10月は札幌市外への出張が多い時期だったように思います。しばらく「校長室の窓」の更新が滞っていましたので、今回はこの秋の出張を簡単に振り返ってみたいと思います。
まず、9月5日木曜日、北海道高等学校長協会都市立(市町村立)部会の秋季研究協議会が三笠市で行われ、道内の公立高校で唯一の食物調理科単科校である北海道三笠高等学校を訪問させていただきました。三笠市職員の方や学校長の説明から、明確なコンセプトと熱意が伝わってきて、三笠高校レストランの人気の秘密が分かったような気がしました。他校の挑戦の様子を実感することは私にとっても良い刺激となります。
▼三笠高校レストランのページは以下のリンクから
https://mikasa-highschool-restaurant.com/
9月19日木曜日は、東京で行われたIB教育推進コンソーシアム関係者協議会に構成員の立場から参加させていただきました。文部科学省では国際バカロレアの教育を日本で広めるための政策の一環として、文部科学省IB教育推進コンソーシアムという枠組を立ち上げています。私は、公立のIB校の立場からIBの導入、運営の促進に向けた発言をさせていただきました。
▼文部科学省IB教育推進コンソーシアムのホームページは以下のリンクから
https://ibconsortium.mext.go.jp/
10月に入り、10月17日木曜日から18日金曜日にかけては、全国都市立高等学校長会の秋季研究協議会が仙台市で行われ、18日金曜日には、震災遺構の一つである仙台市立荒浜小学校校舎を訪問させていただきました。被災した当時のありのままの姿が残る校舎を見学させていただき、自らも被災されたボランティアガイドの方のお話を聞かせていただき、改めて自然災害の恐ろしさと生徒の生命を守ることの責任の重さを学ばせていただきました。
▼荒浜小学校校舎と校舎から海岸方向を写した写真
▼震災遺構 仙台市立荒浜小学校のページは以下のリンクから(仙台市のホームページ内)
https://www.city.sendai.jp/kankyo/shisetsu/ruin_arahama_elementaryschool.html
10月25日金曜日は、本校が指定を受けているスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の中間評価ヒアリングを受けるため、札幌市教育委員会の指導主事、本校のSSH担当教員とともに、東京の文部科学省に行ってまいりました。約55分のヒアリング時間、どこまで説明できたか分かりませんが、評価委員に対して、本校の取組や生徒の学びの状況を3人で精一杯説明させていただきました。
▼スーパーサイエンスハイスクールのページは以下のリンクから(科学技術振興機構のホームページ内)
https://www.jst.go.jp/cpse/ssh/ssh/public/about.html
新たな取組に挑戦する学校、IB、震災遺構の訪問、SSHと内容は様々でしたが、これらの出張で得られたものを、今後、本校の教育に少しでも役立てればと考えております。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
令和元年(2019年)11月1日