上級学校訪問(市立札幌大通高等学校)

中学部の上級学校訪問(総合的な学習の時間におけるキャリア教育の一環)では、2・3年生が市立札幌大通高等学校を訪れました。大通高校は午前部・午後部・夜間部の3部制の定時制課程で、単位制カリキュラムを採用しているそうです。1日4時間授業で4年間の学校生活のなかでじっくりと学習していけると教えていただきました。自分で授業を選択して時間割を作成するということは、自由度が高いけれどその分、責任が伴うことも学ぶことができました。生徒たちは現在の自分たちの日課等との違いに圧倒されていました。特に1~5階までの教室移動については、自分で休み時間内にできるだろうかと自分事に捉えて考えていました。前週に実施した山の手支援学校高等部での授業参加・体験で学んだことを生かし、生徒たちから具体的で内容の濃い質問が出ていました。
今年度はこの2校を訪問しましたが、上級学校訪問は進路選択に限らず、自分の知らない世界や社会について知る貴重な機会となって、それぞれのキャリア形成に繋がるのではないかと思います。
滞在は短時間でしたが、副校長先生による丁寧な校内・授業見学、質疑応答は有意義で学びの深いひとときとなりました。