5月24日(木)1350分より、中学部遠隔交流授業「サウジアラビアから『アッサラームアライクム』」が行われました。この授業は、サウジアラビアのキングサウード大学にて日本語教育されている佐藤先生とその学生さんたちを講師に迎え、サウジアラビアの文化について紹介していただく授業でした。

昨年と同様、北海道大学情報基盤センターの呼びかけにより、サウジアラビアのキングサウード大学と5つの特別支援学校(学級)やベッドサイドをつないで行われました【大阪府立刀根山支援学校〔本校教育部、訪問教育部(国立循環器病研究センター、関西医科大学総合医療センター分教室)〕、北海道大学病院ひまわり分校】。

授業の冒頭では「サウジアラビアはどこ?」「日本との時差は何時間?」などの問いから始まりました。地理で学んだことを思い出しながら、「ロンドンより日本は東だから時間が進んでいるから・・・それらの間だから、だいたいだけど・・・」などと、自分なりに答えを見出していく姿が見られました。その後は、サウジアラビアでは日本のアニメが人気であることを知ったり、車のナンバープレートや標識のスライドを見ながらアラビア数字について学んだりしていきました。

今後も、北海道大学情報基盤センターやひまわり分校とともに、遠隔授業を考えていく予定です。このような取組を通して、他の病弱特別支援学校(学級)の児童生徒と交流したり、日常の学びを生かすことができた実感をつかんだりしてほしいと願っています。