" Ethiopian Coffee Ceremony "

  11月19日(火)に国際理解教育の一環として、北海道大学大学院で研究をしておられる、  エチオピアのラヘルさん (Ms. Ketema, Rahel Mesfin)をお招きし、エチオピアのコーヒーセレ  モニーについて学びました。

   

   エチオピアの民族衣装を着たラヘルさんが、まず生豆をフライパンで煎ると、香ばしい香りと煙がたちこめました。生徒も体験させてもらい、生まれて初めてコーヒーを焙煎しました。こんがりローストされた豆はすりつぶして粉にするのですが、今日は時間の関係で省略です。

      

  ひいた豆をジャバナと呼ばれるポットに入れて水を入れ沸騰させます。そこからペーパーフィルター等は使わずに、直接カップに注ぎます。珍しい光景に生徒達は興味津々です。ラヘルさんが煎れたコーヒーをみんなでいただきました。とてもfruityで酸味もあり、濃いめの味がしました。それもそのはず、エチオピアのコーヒセレモニーでは、三回コーヒーを煎れて、みんなで飲むそうです。徐々に味が変化し最後は薄めのコーヒーになります。これがエチオピア流の「おもてなし」なのだそうです。初めて見聞きする習慣にみんな感心していました。エチオピアではコーヒーがコミュニケーションを図る上で重要な役割をしているのですね。

    

   ラヘルさんはコーヒーを煎れながら生徒と会話を楽しみました。生徒もすすんで質問をして      いました。その中にWhat is coffee for you ?「あなたにとってコーヒーとは何ですか」という       質問がありました。ラヘルさんはコーヒーは相手へのrespect「尊敬」を表すものだと返答して     くれました。納得ですね。とてもいい質問だったと思います。遙か遠いアフリカの国エチオピアがとても身近に感じられた貴重な時間でした。