スミ・マズィタテグルさん 今年も啓北へようこそ!!

 昨年度から「ユネスコスクール」に 認定された本校では、ユネスコSDGsアシストプロジェクト助成金を活用し、国際理解教育活動の一環として、「アフリカ講話・音楽ワークショップ」を実施しました。昨年に続きスミさんをお招きし、今年もジンバブエの伝統楽器「ムビラ」の音色を生徒に聴かせてくれました。日本ではまず聴くことのできない、ムビラの音色に生徒は引き込まれていました。スミさんは演奏のほかに、世界一周をした際の体験にも触れ、様々な文化や民族と交流を通じて、世界と繋がることの楽しさを生徒に伝えてくれました。またスミさんがムビラの演奏を学んだジンバブエでは、住民が「トーテム」と呼ばれる単位に一人一人が属しており、その名前もゾウ、ヒョウ、サルなど動物の名前がつけられて、同じトーテム内では結婚ができなかったり、遺児となった時はトーテム内で面倒を見るなど、独特の文化や慣習があることなどを紹介してくれました。

                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↑スミさんは東京をベースに海外でも活躍する   ↑ムビラはこんな形をした楽器です。

 プロのムビラ奏者です。         

 

【生徒の感想をいくつか紹介します】

・ひょうたんの中に楽器を入れて演奏することで、音を響かせたり、夜中に痙攣を起こした人が

神のお告げをするという日本にはない文化に驚きました。

・「英語と何か一つ装備を持つ」という言葉がとても印象に残りました。世界一周の旅を2年半でまわったことに驚きました。

・世界を自分でまわってみないと分からない貴重な話をありがとうございました。

・ムビラの神秘的な音色を聴き、世界には自分の知らないことがたくさんあるんだと気づかされました。

・最初は文化や考え方が違いすぎて、理解することができるか不安でしたが、スミさんの話を聞けば聞くほど違いすぎてとても面白かったです。

・アフリカの人はきっと優しくて、友好的な人が多いんだろうなというイメージを持ちました。