9月19日(火)、国際理解教育研究指定校としての活動の一環として、本校にアフリカのジンバブエより、伝統楽器のムビラ演奏家ガリカイ・ティリコティ氏とスミ・マズィタテグル氏がご来校されました。3学年の英語演習C履修生徒を対象に、アフリカの文化講話とジンバブエ・ショナ族の文化であるムビラの演奏をしてくださいました。

三度目の来日中であるガリカイ氏は、東京在住のスミ氏とともに、この夏はこだて国際民俗芸術祭でも演奏され、ライブ、メディア、CD等でムビラの演奏と普及のために世界中で活動されています。ムビラの音色はオルゴールの原形となったと言われており、癒しの音楽と呼ばれ世界中にファンがいます。お二人は、高校生にアフリカの文化とムビラを身近に感じてほしいと、快く啓北でのご講話と演奏を引き受けてくださいました。

スミ氏から、ジンバブエの主食や習慣、ムビラを使った村の儀式について、写真や動画を見ながら説明を聞き、ガリカイ氏に英語で質問して交流した生徒たちから、「素晴らしい音楽や文化について教えてもらい、理解することの大切さを学んだ」、「いつかジンバブエを仕事や旅行で訪れてみたい」、「もっと英語を勉強しようと思った」、といった感想を寄せ、異文化と英語学習への関心を高めていました。また、美しい合奏に感動の輪が広がった一日となりました。

当日の様子は、札幌市南区役所ホームページでもご紹介いただいております。

http://www.city.sapporo.jp/minami/news/201809/20180925.html