51期3年次(2025年度)では、百人一首を題材にした古典探究の授業を行ってきました。

 単元の最後に生徒たちが創作した短歌をコンクール(現代学生百人一首)に応募したところ、1組の小川さんの作品が応募総数55,344首の中から見事100首に選ばれ、入選しました。

 

【入選作品】

整理券欲しがり群がるチェーン店どこまで続く古古古(こここ)の一連

 

【入選の感想】

時事問題をテーマにしようと思って短歌を詠んでみました。自分の作品が評価されてとても嬉しいです。

授業で「和歌は音やリズムが大切」と習ったので、(せいりけん ほしがりむらがるちぇーんてん どこまでつづく こここのいちれん)という感じで、「en」で押韻したり、「gari/garu」「tsuzuku/kokoko」でリズムを出したりと工夫してみました。勉強して良かったなと思います。

僕が今回の百人一首の授業で選んだお気に入りの一首は、「寂しさに宿を立ち出でて眺むればいづこも同じ秋の夕暮れ」(70番 良暹法師)(あまりにも寂しさが募るので、庵から出て辺りを見渡してみると、どこも同じように寂しい、秋の夕暮れが広がっていた)です。昔のこんなに凄い人でも、今の僕たちと同じように、秋に寂しさを感じるのだなと思うと、なんだか安心します。この一首のように、なぜか僕は「秋の夕暮れ」のような体言止めが好きなので、今回の自分の短歌も体言止めにしてみました。

人生で初めて短歌を詠んでみましたが、5万5千首の中から百首に選ばれたのは、この先の人生でもめったにない経験だと思うので、自信に繋がりました。今後も学習した内容を授業内で終わらせるのではなく、学校で学んだことを無駄にしないで活かしていきたいと思います。

 

ここまでの歩み

市立札幌藻岩高等学校 對馬光揮