本校SPH成果発表会講演の際の土屋氏(令和元年12月) 
  土屋ホールディンクスの創業者で、創業者会長の土屋 公三氏がご逝去されました。土屋氏は、昭和35年に本校を卒業された啓北第5期生です。
  長年、本校の教育活動にご理解いただき、平成22年7月の創立70周年記念講演会や令和元年12月に行われたスーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)成果発表会では、ご多忙の中、講演をしていただきました。
 スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)成果発表会の講演では、これからの社会を担う生徒たちに、現実社会の厳しさをわかりやすくお話していただきました。「商売は厳しい競争の世界」など、経営者として長年ご活躍されているお話は説得力があり、生徒にとって職業人としての心構えを教えていただきました。
また、社会人として大切なこととして「約束や時間を守ること」、「応援をしてもらえる人をつくること」、「給料はお客様から貰っていることを忘れない」など信頼関係を築くためにはビジネスマナー等の基礎・基本が大切であることをお話しいただきました。
さらに、「自分ができないコトは他人に任せる」など困った時の対処方法や役割分担・分業の重要性にも触れられ、その大切さの気づきになりました。
講演の最後には「人間力を鍛えることが最も大切で最も難しい。」という後輩たちへのメッセージを送っていただきました。
土屋氏のご冥福をお祈りいたしますとともに、これまでに寄せられた母校啓北に対する熱い思いとそのお言葉を、これからの啓北の学びに生かしてまいります。 

 

SPH成果発表会生徒より謝辞の際の土屋氏