2025地学野外観察(三笠) (2025年8月30日)
学校設定科目「地学野外観察」では
全3回のフォールドワークを,市立札幌開成中等教育学校と共同実施します。
実際に自然の中での体験を通じ、机上では得られない経験をします。
北海道三笠市の地質と化石
今回は、日本ジオパークにも指定されている三笠市の地質と,人間活動への利活用についても考えてみます。
参加者は、それぞれレポートを作成し提出します。校内に掲示し巡検を紹介するポスターなども作成する予定です。
参加
1年次生徒10名, 2年次生徒2名(普通科3名,数理データサイエンス科7名)引率教員1名
講師
北海道博物館 学芸員 成田 敦史 氏
日程
8月30日(土)
8:30 札幌開成中等教育学校をバスで出発
10:00 <三笠市立博物館 野外博物館>
12:45 <三笠市立博物館 館内見学>
14:00 <地層観察・化石採取>
15:30 三笠市を出発
17:00 札幌開成に帰着
参加者の感想
- 今までとは違う視野を体験する事が出来ました。全体に広がる"地層"をよく見て当時の状況を想像する事が多かったなと思いました。特に印象的だったのは、『過去から学ぶ』という言葉です。現代において、昔のものが現物に近い形で残っていることはなかなか無いと思うので、タイムスリップを何度もできて楽しかったです。
- 地質を見るだけで大昔の自然環境がわかるということに驚きました。「中学理科で習った内容を応用して昔の環境を考えることができる」ということが興味深かったです。また、知識を広げることは日常の生活をより豊かなものにする、ということに気が付きました。
- 一見化学や物理などのように実生活には直接は関係しなさそうな化石や地層を研究する意義について改めて考えることができました。また、初めての人に分かりやすく説明することは難しいと改めて思いました。まだまだ知らないことも多いと思ったので、しっかりと地学を学び、成田さんや博物館の館長さんのように分かりやすい解説で色々な人に化石に興味を持ってもらえるような学芸員になりたいと思います。
- 三笠博物館ではとても不思議な化石達を見れて、そんな不思議の原因を知れてすごくいい経験になりました。また特別展でも研究以外の化石とのふれあい方や発展の仕方が見れて関心しました。今回で地学の野外活動も終わってしまったけどまたこのようなプログラムに積極的に参加していろんなことを体験したいです。
当日の様子
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登録日: 2025年7月4日 /
更新日: 2025年7月4日