平成29年度啓北商業高校 SPH研究開発事業一覧
平成29年度 スーパープロフェッショナルハイスクール(SPH) 研究開発事業一覧 |
時 期 |
目 的 |
テーマ |
ユニット |
概 要 |
教育課程上の位置付け |
備 考 |
活動の様子 |
6 月 上 旬 |
地域の良さや課題を深く知る「顧客満足実現能力」の育成 |
「国際観光の動向と札幌MICEを知る」~道内バス研修を通じて、直に見る、直に聞く |
観光 ・ MICE |
・観光分野に関して、北海道の先進的な取組をしている地域を見学し、「地域の現状や取組内容について」の講話を受けることによって、本校の観光学習に生かす。 ・MICE施設の見学及び札幌のMICEを担当している方から「MICEの基礎的・基本的知識と札幌の現状について」の講話を受けることによって、これから行われる本校のMICE学習に生かす。 ・外国人観光客が訪れる宿泊施設を実際に訪れ、施設の責任者から講話やインタビューをすることにより、顧客満足やホスピタリティとは何かを考え、身に付ける。 ・外国人への観光動向調査や観光地域のフィールドワークをすることにより、コミュニケーションの基礎・基本や積極性を身に付ける。 ・これらの活動から、今後行われる観光プランの作成やMICEビジネスにおけるイベントプラン作成に生かすための顧客満足実現能力を身に付ける。 |
1年生 商業科「ビジネス基礎」 地理・歴史科「地理A」 外国語科「コミュニケーション英語Ⅰ」・「英語会話」 240名全員に実施 |
バス研修:1日 事前事後学習: 5時間 |
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6~7月 9月 3月
計3回 |
外国人観光客に対応する「コミュニケーション能力」の育成 |
「国際観光都市としての札幌を知る」~外国人観光客のおもてなしと国際観光都市推進プロジェクト |
国際交流 |
・札幌で行われるイベントで外国人観光客を案内することを目標に、語学能力を高めることや外国の習慣・慣例を知ることにより、国際的なサービス能力やコミュニケーション能力を育成する。このことにより、グローバル人材を育成する一助とする。 ・札幌の国際都市としての状況を、プレゼンテーションを通じて理解する。 おもてなしプロジェクト実施要項 [133KB pdfファイル] |
1年生 商業科「ビジネス基礎」 外国語科「コミュニケーション英語Ⅰ」・「英語会話」 240名全員に実施 |
6~7月:8時間 9月:6時間 3月:2時間 |
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6月~7月 10月
計2回 |
互いに知識と意識を共有する「協調性・協働性」の育成 |
「地元、札幌を知る」~さっぽろ未来創生プランの作成・みんなで取り組む地域のまちづくり |
観光 |
・「5つの分野」の活動を始めるにあたり、導入として、地元、札幌についての現状や将来についての基礎的・基本的な知識を、講話を通じて習得する。 ・自分たちが考える「札幌の現状と将来像」について、グループ・ディスカッションを行う。 ・グループ・ディスカッションした内容を発表することで、全体で意識の共有を行うとともに、プレゼンテーション能力の向上を図る。 ・これらの活動の中から、自分の意見を述べるだけではなく、他人の意見を尊重した上で、グループで協力し活動を実施する意識や態度を身に付けることによって、協調性・協働性を育成する。 |
1年生「ビジネス基礎」 240名全員に実施 |
6月~7月:9時間 10月:9時間 |
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8月 12月
計2回 |
活動の輪と視野を広げるための「コミュニケーション能力」の育成 |
「来年度の活動につなげる」~ 生徒国内及び海外研修 |
観光 ・ 地域 ビジネス ・ 国際交流 |
・観光分野やMICE分野、地域ビジネス分野について、最新の情報を入手し、今後の活動の参考とするために、代表生徒が大学や関係機関にて研修を受ける。 ・国際交流及び外国での取組を推進するために、海外の交流校を新規に開拓し、代表生徒が、今後の活動の橋渡し役をすることにより、他者とのコミュニケーション能力を育成する。 |
学校行事で実施 ・生徒国内研修(東京・横浜):代表8名 ・生徒海外研修(台湾):代表10名 |
生徒国内研修: 8月の2泊3日 生徒海外研修: 12月の3泊4日 |
国内研修の様子
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9月 |
ビジネスに必要な「会計情報提供・活用能力」の育成 |
「ビジネスに関する計算の基礎」~ 企業のデータを利用したビジネス計算を学ぶ |
(教科) |
・実際の企業のデータを利用し、より実務に即したビジネス計算をさせることによって、今後実施する取組において必要な原価計算や価格設定、貨幣換算などをする際に必要な計算の基礎・基本を身に付ける。 ・これらの取組や今後の他科目の指導により、マネジメントに必要な会計情報提供・活用能力の基礎・基本を育成する。 |
1年生「ビジネス基礎」 240名全員に実施 |
6時間 |
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9月 |
「リーダーとなる力(リーダーシップ)」の育成 |
「イベントを知る」~ 札幌で行われるイベントへの参加 |
MICE |
・観光、MICEや国際交流の各活動で学んだ事項を利用して、札幌で行われるイベントに参加し、今後行われるイベントや事業企画の導入とする。 ・イベントを企画運営する組織からイベントのプロジェクト管理など、運営側として必要な事項を体験的に学ぶ。 ・生徒の代表として、これらの活動を行い、それを全体に伝えることにより、リーダーシップの醸成を行い、来年度以降のイベントをリーダーとして率いる力を育成する。 |
1年生「ビジネス基礎」 ・学校行事 代表者数十名で実施 |
イベント実施時期 |
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9月 |
実際に即した「ビジネスマナー」を使える能力の育成 |
「実際のビジネスで使ってみる」~ 基本的ビジネスマナーの実践 |
(教科) |
上記の活動と連動して、札幌で行われるイベントに参加し、その企画運営する組織との応対を通じて、ビジネスマナーの実際を体験的に身に付ける。 |
1年生「ビジネス基礎」 ・学校行事 代表者数十名で実施 |
イベント実施時期 |
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10月~ 11月 |
地域の産業を新たなビジネスとして捉える「ビジネス探究能力」の育成 |
「地域ビジネスの基礎」~札幌における新たなビジネスの振興 |
地域 ビジネス |
・地域の特性や個性をビジネスに生かし、地元産業の活性化に貢献できる人材の育成のため、地元札幌に密着し、先進的な取組を進めている企業と連携してその経営の歩みを研究し、ビジネスとしての新たな可能性を模索する。 ・今年度は、「地域ビジネスの意義や先進的な取組」についての講話を行い、実際に地域と取り組んだ事例から、地域の課題や取組をビジネスの視点でどのように捉えるか、ビジネスを探究する意識づけを行う。 ・これらの活動により、地域の産業を活用し、地域に根差したビジネスの新たな方向性を探り、新しいビジネスにつなげる能力を育成する。 |
1年生「ビジネス基礎」 240名全員に実施 |
4時間 |
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11月 |
正確な情報を入手し、正しい活用をする「情報処理・活用能力」の育成 |
「情報の取捨選択をする」~必要な正しい情報の見分け方を学ぶ |
(教科) |
・今後、各取組においてレポートを書く際に必要となる、情報を選択し信頼できる情報かを見極め、活用できる力を育成する。さらに今後の取組で必要となる新しいビジネスを考える上で必要な情報を選択し、分析する力やそこから課題を発見し、主体的に対応する能力の育成に努める |
1年生「ビジネス基礎」 ・「情報処理」 240名全員に実施 |
「ビジネス基礎」の授業時間数:2時間 |
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12月 |
新たな起業に向けて、互いのアイディアを尊重する「企画力・創造力」の育成 |
「起業家の基礎」~ビジネスアイディアはどのように創出するのか |
起業家 |
・起業についての講演を通じて、「ビジネス基礎」で学習したビジネスについての理解を深めるとともに、起業するために必要な経営組織、資金調達、雇用などについて理解する。 ・講演「起業の成功例や失敗例、起業案づくり」の中で紹介される事例を通して、起業に関する興味・関心を高める。 ・アイディア創出技法を身に付ける。 ・起業案作成体験やその後のグループによる起業案の創出などの活動により、与えられた条件から、自らの力で起業案を作成に不可欠な考察力や分析力を身につける。そのために、自分のアイディアを主張するだけでなく、他者のアイディアを受け入れてより良い起業案を作成していくことで、互いに協働して新しいものを創り出す力を身に付ける。 |
1年生「ビジネス基礎」 240名全員に実施 |
8.5時間 ※0.5時間はテスト返却後、事前アンケートを行う時間 |
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