3月20日金曜日

 今日は、札幌市立小学校の卒業式でした。これまでの6年間の小学校生活との別れを惜しみつつも、4月からの中学校での新生活に思いを馳せた一日であったことと思います。みなさん、御卒業おめでとうございます。みなさんにどうしても伝えたいことがあって、久しぶりに「校長のひとり言」をつぶやいています。さて、この冬、本校の入学者選考に1,688人もの小学6年生が挑戦してくれました。多くのみなさんが、自分がどんな小学校生活を送ってきたのか、これからどんな中学校生活を送りたいかを真剣に考え、出願理由等説明書を書いてくれました。与えられた資料をもとに頭をフル回転させ、いわゆるテストとは毛色の違う「適性検査」の問題と格闘してくれました。緊張した中、個人面接で誠実に自分自身について語ってくれました。そして最終的に、抽選で入学者が決定しました。本校への入学を希望し、果敢に挑戦してくれたみなさんには、12月の出願受付以降、様々な思いの中、さぞや大きな負担をかけてしまったことと思います。しかし、みなさんのこの冬の挑戦は、正直「すごかった」です。どの中学校に進んだとしても、この冬の経験がみなさん一人一人の中学校での学びにきっと役に立つものと思っています。私は、みなさんが挑戦してくれた姿とその思いを忘れず、今回入学する1年生、4年生とともに、「わたし、アナタ、mim-na そのすがたがうれしい」学校をしっかりと作っていきたいと思っています。この冬出会ったみなさんが希望に胸を膨らませて、それぞれの中学校に入学し、素敵な中学校生活を送られることを心から祈っております。