10月7日月曜日

毎週火曜日の午後は、全教員が集まって国際バカロレア(IB)に関する研修を行っています。この日は、発展期(5,6年)のディプロマ・プログラム(DP)で必ず実施する必要があるCAS(創造性・活動・奉仕)について、ワークショップ形式で学び合いました。CASは、教室を飛び出し実際の社会をフィールドに、創造的活動、身体的活動、奉仕活動の三分野について、バランスよく自主的に課題をもって取り組み、協調性や思いやり、実践の大切さを学ぶ学習活動です。例えば、近隣のお年寄りのお宅で除雪ボランティアを行う場合、ただ仲間に誘われて一緒に除雪をしただけではCASの活動にはなりません。その活動自体、自分にとって何らかの新たな挑戦を含むものでなければならず、意識的に目的をもって取り組み、行った後に振り返りを行うことが必須となります。その振り返りを言語化し自ら確認することによって、CASの活動が自分自身の糧になっていくのだと思います。今回の研修で、私たち教員一同、改めてIBの基本を再確認しました。今後、開成中等教育学校としての具体的なCASの条件を確実にしっかりと組み上げていきたいと考えています。

10月25日土曜日

大通高校を会場に、生徒募集要項説明会を開催しました。今回は事前申し込みなしでの実施だったため、果たしてどのぐらいの保護者の方がご来場していただけるかと思っていましたが、9時からの第1回目は80名弱の参加で、大きな混乱もなくスタートできました。結局、当初の予定通り、ほぼ1時間ごとに6回の説明会を実施し、合計で400名ほどの保護者の方にご来場いただきました。寒い中、ご来場いただいた保護者の皆様、どうもありがとうございました。ご退場の際に、「丁寧な対応、ありがとうございました」という言葉をいただき、やってよかったと思いました。いよいよ、12月1日から願書受付がスタートします。記載漏れや書類不備がないよう、最終的なご確認をどうぞよろしくお願いします。