6月26・28日のグローバルシティズンシップでは、NPO法人SALASUSU(サラスースー)さんのご協力のもと、オンラインスタディツアーを実施しました。

SALASUSUさんはカンボジアのクチャ村にあるファッション工房を運営しており、「ものづくりを通じた人づくり」を大切に活動されている方々です。 

Day1は、カンボジアの歴史や現状、SALASUSUさんの活動について紹介いただき、ものづくりの裏側について考える情報を与えていただきました。また、そこで働く日本人の大学生インターンスタッフさんのお話を聞きました(なぜカンボジア?なぜSALASUSU?高校時代の興味は?)

 

Day2は、実際に工房で働く作り手さんへのインタビュー、交流を行いました。SALASUSUで働く楽しさ、技術を教えるだけではなく、教育プログラムも充実していて学ぶ場であること、人を大切にする職場であることを知りました。そして何よりも、みなさんの笑顔が多く、明るく楽しく信頼しあいながらものづくりをしている場であることが感じられました。

  

「エシカル消費」をテーマに、「パーム油」「プラスチック」をキーワードに学びはじめ、「資源」だけでなくそこに関わる「人」も大切にしてアクションしているSALASUSUさんとの交流から、手元にある商品やサービスの裏側に対して思いを馳せるきっかけとなったのではと思います。

生徒の振り返りからは、「作り手のみなさんがすごく楽しそうに仕事をしていることが印象的だった。楽しく思いを込めて作った製品は買った人も大事にすると思う」「『大切に使う』という行為は、自分のためになるだけでなく、作り手の方々の想いに応え、感謝を伝えるという面もあるのだと感じた」との感想がありました。