7月25日~28日の期間、香川県で行われた「かがわ総文2025美術・工芸」にDA2年の俣野百香さんが参加しました。昨年度高文連に出品した油彩画「一息」が全国推薦に選出され、今回の参加となりました。

作品が展示された高松市美術館には全国から集まった400点ほどの見事な作品が所狭しと展示され、ただただ圧倒的されました。北海道からも14点が出品され、多くの鑑賞者の目を引いていました。俣野さんの作品は緻密で繊細なタッチと、落ち着いた色を用いながらも鮮やかさを感じる豊かな色彩から生まれる独特な世界観が特徴であり、隅々までじっくりと鑑賞する人たちの姿が見られました。

 

開催期間中には北海道団や他地域の生徒たちとのランダムなグループによる交流会も行われ、親交を深めていました。また、おもてなしの一環として香川県の高校生が栽培したお米やおかずの入ったお弁当がふるまわれるなど、香川県の方々の温かさを感じた大会でもありました。

 

今回の参加で彼女自身の世界が広がるともに、作品への向き合い方、深め方のヒントを数多く得ることのできた有意義な経験となったようです。今後の活躍が楽しみであるとともに、この経験が仲間にも連鎖し、刺激を与えるものになってほしいと願っています。