新入生歓迎会_070409
新入生歓迎会_070409
本日の推し5Bs【試そうとする力】
本日は、生徒会・放送局の運営で新入生歓迎会が実施されました。全部局から活動の概要や勧誘、生徒会執行部による学校行事の説明がありました。是非『試そうとする力』を身に付けられるよう、積極的に自分の可能性を本校で広げてほしいと思います。
生徒会・放送局をはじめ、各部局の生徒の皆さん、新入生のために準備をありがとうございました。後輩と共に楽しい学校生活を送れることを祈っております。
【撮影・提供:写真部】(ありがとう)
入学式_070408
本日の推し5Bs
【ことばの力】【考える力】【想い浮かべる力】【やり抜く力】【試そうとする力】
本日は、令和7年度第53回入学式を多数の御来賓、多数の保護者のご臨席を賜り挙行することができました。
保護者の皆様、御来賓の皆様、そして本校職員の入学生を歓迎する想いから、終始和やかな雰囲気でした。式辞でも述べましたが、変化の時代を挑戦の機会と捉え、新たな価値を創造する『ジェネレーター』としての姿勢を大切にして、本校がグラデュエーション・ポリシーに掲げる5つの資質・能力MOIWA5Bsを3年間の教育活動において身に付けてほしいと思います。
MOIWA5Bsを黒板で素敵に紹介してくれたクラスがありましたので、掲載します。
【撮影・提供:写真部】(ありがとう)
【令和7年度 式辞】
長かった冬に、終わりを告げ、ここ藻岩山のふもとにも、ようやく春の息吹が感じられるようになりました今日の佳き日に、御来賓としてPTA副会長 村井様、同じく副会長相田様、後援会である「翠巒の会」会長 井崎様、同窓会副会長 小林様、札幌市立藻岩中学校長 富川様をはじめ、多くの保護者の皆様のご臨席を賜り、本校第53回入学式を挙行できますことに、職員一同、衷心より厚く御礼申し上げます。
只今、入学を許可しました新入生の皆さん、入学おめでとう。ようこそ藻岩高校へ。
このように若さにあふれ、可能性に満ちた皆さんを迎えることができたことを、本校として大変うれしく思います。また、本日までお子様を大切に育ててこられました保護者の皆様に、心からお祝い申し上げます。
さて、新入生の皆さんは、今日から3年間の高校生活が始まります。皆さんの胸中は、少しの不安がありながらも、高校生活への期待に満ちあふれていることと思います。皆さんが、藻岩高校での3年間を過ごすにあたって、本校職員を代表してお話をさせていただきます。
まず、後ほど紹介される校歌について話します。本校の校歌は、詩人でもあった初代校長の瀬戸哲郎氏が作詞しました。この1番から3番すべてに本校の建学の精神が見事に謳いこまれています。それは「たけたかく」という言葉です。たけとは、自分の身の丈をさし、理想や夢を高く掲げ、その実現のために情熱をもって努力することで、その丈を越え、大きく成長してほしいという強い想いがこの「たけたかく」に込められているのだと思います。
また、本校ではスクール・ポリシーの内、学校教育目標を達成し、卒業までに生徒の皆さんに身に付けて欲しい資質・能力、所謂グラジュエーション・ポリシーに5つの力を掲げています。
1つ目は、適切な言葉を使って、分かりやすく伝えられるようになってほしいという思いから「ことばの力」、
2つ目は、初めの一歩を踏み出す力である「試そうとする力」、
3つめは、自らの想い、他の想いを大切にしながら多様な視点から、課題を発見する力「想い浮かべる力」、
4つ目は、根拠を示しながら、筋の通った考えを導くことができる力「考える力」、
最後に5つ目は、前向きな姿勢で挑戦を続ける力「やり抜く力」で、藻岩5Bsと呼んでいます。
これらを生徒のみならず、我々職員にも身に付けてほしいという強い思いが、校歌の歌詞にある「われら たけたかく こころさかんに」に集約されているのだと思います。
みなさんがこれから生きていく世界は、自身が今感じているよりもさらに複雑になることが予想されます。予測不能な変化に迷いや不安を感じることもあるでしょう。
慶應義塾大学教授 井庭 崇氏は市川 力氏との共著『ジェネレーター 学びと活動の生成』において、変化の時代を挑戦の機会と捉え、新たな価値を創造する『ジェネレーター』としての姿勢の重要性を説いています。本校の『探究活動』においては、この姿勢を大切にしております。また、人は人と関わる中で自分自身のことを深く理解できるとともに、自分の『想い』を実現できる道が見えてきます。他者の多様な意見を受け入れる利他の精神を大切にしながら積極的なジェネレーターになり、MOIWA5Bsを身に付けて欲しいと思います。
私ども職員はあらゆる場面で皆さんの活動に最大限の支援を行う覚悟でいます。保護者の皆様におかれましても、本校の教育活動にご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びになりますが、本日入学いたしました「藻岩高校53期生」の皆さんが、明日から一緒に過ごす先輩たちと協力して、本校において輝かしい未来を切り拓き、大きく飛躍することを心より願い式辞といたします。
たけたかくあれ
令和7年4月8日 市立札幌藻岩高等学校長 野口 浩史
