▼札幌清田高校野球部の取り組み
☆札幌清田高校野球部の取り組み…『時を守り、場を清め、礼を正す』
『野球を通じての人間形成』をテーマに、高校野球を通して多様な価値観に触れ、社会で通用する人間に成長するということを活動の『目的』として日々取り組んでいます。時間、期限を守りながら、周囲の環境を整え、挨拶、返事、礼儀は勿論、特に自分以外の他人を大切にし、日々、感謝の気持ちを持ちながら、良好な人間関係を構築し、活動しています。~『時を守り、場を清め、礼を正す』~日常から強く意識して実践することで、『目的』に近づけるよう部員一人一人が自覚をもって行動しています。
一方、目的に対して『目標』は新チームが発足して、各々の代で主将を中心に全員で話し合い、毎年決定していきます。ここ数年は『夏の南北海道大会出場』を掲げて取り組んでいます。自分たちの現状を分析し、一年かけてじっくりと身体と心を鍛え、経験を積んで夏に勝負を挑んでいこうというのがコンセプトです。チーム内である程度の決まり事を決めた上で、年次(学年)に関係なく、良い部分は褒め合い、足りない部分は指摘し、曖昧なことはその都度、全員で確認しあうことで、一つ一つの精度を上げていきます。こうした雰囲気が、年次を超えた一体感に繋がり、良好な人間関係の構築に繋がっています。
学校生活を大切にするということも、部の大切な取り組みの一つで、特に学習活動に支障がないよう、練習時間にも配慮されています。短時間で、効率的に練習を進めるには部員全員が時間を意識し、周囲の状況を把握しながら動けるよう徹底しています。定期試験前の一週間は練習を停止します。また、シーズンオフの休日練習は学習時間や自分の時間を確保できるよう、半日練習が通常となっています。こうした取り組みの結果、部員の学習成績が大きく伸び、志望校に合格し、自己実現を果たして卒業していく者が増えています。
『目標』である全道大会出場を目指し、日々努力することで『目的』を達成できるよう、部員、顧問が一体となって取り組んでいます。『目標』の先にある『目的』を見失わず、日々の歩みが確実に将来へ繋がるよう意識し、計画的に取り組んでいます。
