「ラフに教育を語る会」とは2023年度から開催している任意の校内勉強会で、初任者も管理職も関係なく、全員がフラットな関係で話し合う勉強会です。
 
 今回はvol.8「“ウェルビーイングな学び”は実現できるのか」を開催しました。
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 はじめに、企画者から「ウェルビーイングとは何か」ということを説明しました。
 前半では、「ウェルビーイングカード」(触覚でつなぐウェルビーイング 渡邊淳司 研究サイト)を用いて、参加者それぞれが自分のウェルビーイングについて考えを整理した後、誰がどのカードを選んだのか、グループ内で当て合うワークを行いました。
 後半では、ご自身の授業において今年度意識したい要素をウェルビーイングカードから選択し、それを実現するためのアイデアを出し合う時間を取りました。
 参加者から寄せていただいた感想を生成AIで要約したところ、以下の結果が出力されました。世代をまたいで良い時間を共有することができました。

1.全体的評価
 多くの参加者が、今回の会を「非常に有意義で刺激的な時間」と捉えている。
 特に、普段は難しい対話ができたこと、新たな視点や気づきを得られたこと、年度初めのモチベーション向上につながったことが評価されている。また、教員同士の関係づくりの機会としても大きな意味を持っていた。

2.ウェルビーイングの具体化

 抽象的だった「ウェルビーイング」という言葉を、自分自身の価値観や実践と結びつけて捉え直すことができたという声が多い。
 個人と場のウェルビーイングの関係や、日本的な幸福観について考える契機にもなっている。


3.他者との対話による視野拡張
 他の教員の価値観や授業観、人生観に触れることで、自分にはなかった視点を得られたという実感が共有されている。
 若手からベテランまでの交流が刺激となり、学びの幅が広がっている。

4.自己内省の促進
 自分が大切にしていることを言語化したり、教師としての在り方を見直したりする機会となった。
 今後の実践に向けて意識的に取り組みたいことを見出すきっかけにもなっている。

5.授業・教育実践への示唆
 授業づくりにおいて、価値観や教育観が重要であることを再認識する声が見られた。
 単元目標の意識、生徒理解や信頼関係の構築など、具体的な実践への示唆も得られている。

6.学校・制度への問題意識
 日常業務の忙しさにより対話の時間が不足している現状や、受験と育成したい力とのギャップに対する課題意識が共有されている。
 また、ウェルビーイングという言葉が形式的に扱われることへの懸念も示されている。
7.情緒的な効果
 楽しい、前向きになれた、元気をもらえたといった感想が多く見られる。
 異動者や新任者にとっては安心感や所属意識の向上につながり、同僚への関心や応援したい気持ちも育まれている。
8.今後への期待・要望
 継続開催を望む声が多く、定期的な実施への期待が高い。
 日常的にこうした対話ができる職場環境への期待も示されている。
総括
 本会は、ウェルビーイングを切り口として教員同士の対話と内省を促し、関係構築と教育実践の両面に働きかける有意義な学習機会となった。

市立札幌藻岩高等学校 對馬光揮