2025年度 toi-time(校内研修会)を開催しました
toi-timeとは
「toi-time」とは、今年度から新たな取り組みとして始めた対話型の校内研修会です。

ミッション(目的と役割)
①スクールポリシーに基づいた「対話」と「協働」を重んじる教職員集団になるための学びの場
②toi-timeで話し合われた内容が本校の教育活動に組織的に還元される学びの場
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第1回toi-time(6月)
まずは、チーフより「対話の心得」と「対話の拠り所」の説明がありました。
そのうえで、以下の3点を教職員で話し合っていきました。
①なぜ教員になりましたか?(教員を目指したきっかけエピソード+その時の想い)
②スクールミッション・ポリシーに関連しそうな、これまでの取り組み(授業や部活、面談など、諸々の活動)はありますか?
③スクールミッションにある「未来に向けて新たな価値を共創する」ような生徒の姿、教員の姿とは? (どうあってほしい、どうありたい)
第1回の本題である「目指す生徒像・教員像・学校像」について、主にこのような意見が挙げられました。
先生方からは
他の先生の意外な価値観を知れて面白かった。話題が尽きず、時間が足りないくらい盛り上がった。
普段なかなか時間を取れないため、こういった対話の時間を設定することはやはり大切だと思った。
といった感想が寄せられました。
第2回toi-time(7月)
第1回で共有した「目指すべき生徒像・教員像」の達成に向けて、勤務している中での違和感(課題)を洗い出すための話し合いを行いました。
課題として、主にこのような意見が挙げられました。

第3回toi-time(8月)
第2回で共有した課題の解消に向けて、アイデアを出すための話し合いを行いました。
方策として、このような意見が挙げられました。
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これらをもとに、9~10月には年度の中間反省として各年次や分掌で意見を出し合い、より良い学校づくりに向けて議論を重ねていきました。
第4回toi-time(11月)
後期のtoi-timeでは、外部講師として福井県立若狭高等学校より渡邉久暢校長をお招きし、「評価の在り方」をテーマにご講演いただきました。
評価の目的、評価する際に心掛けたいこと、評価に関する今後の動向、定期考査の在り方、探究と教科の繋がりなど様々な観点から、Whyを中心としながらHowの部分も丁寧にレクチャーしていただきました。
先生方からは
「評価」というテーマを通じて本校の課題となっている生徒の自己評価力の向上や授業改善について分かりやすくご教示いただき大変有意義な時間となりました。今回の研修会を通じて学んだことを共通言語に各教科のチームで学習の在り方、評価の在り方について議論を重ねていきたいと感じました。
評価や目標に照らし合わせた授業ということを頭では理解していたつもりでしたが、日々の1つ1つの授業で実践できていないことを再認識しました。研修を受けて、今一度授業を再考するよいきっかけとなりました。明日からの授業に活かしていきます。
本校のスクールミッションで掲げていることを、我々教員がどうやって育てていくのか、本質を問うていただき、本校の改革期のことを思い出して心が熱くなりました。本日の研修会を共に経験できたことで、教科チームで対話の土台にようやく立てる気がしました。渡邊先生から発せられる「問い」に思考が巡り、豊かな学びの時間を経験できました。個々の生徒を評価をすることで自身の授業を振り返りながら、生徒達がより豊かな学びに向かえるよう尽力したいと思う時間となりました。ありがとうございました。
「評価から授業について考えていく」という考え方は刺激になりました。 また、教科というチームで計画を立て、授業を構成することの重要性とその難しさに悩みながら、関わってくださっている先生との連携、時間との関係など、まだまだ課題と感じる部分を多く発見できました。2時間を通してずっとワクワクというか、気持ちに熱が宿るような時間でした。
といった感想が寄せられました。
研修委員会 對馬光揮
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