始業式講話「凡事徹底」
みなさん、おはようございます。
新しい学年の始まりに、こうして皆さんの元気な姿を見ることができて、とてもうれしく思います。
まずは、三年生の皆さん。
いよいよ清田高校の最高年次です。
皆さんは、清田高校の「顔」となる存在です。
行事でも、学習でも、部活動でも、皆さん一人ひとりの姿が、学校全体の雰囲気をつくります。
それぞれの目標に向かって、悔いのない一年を過ごしてほしいと思います。
次に、二年生の皆さん。
今日から「先輩」と呼ばれる立場になります。
午後からは、一年生「後輩」が入学してきます。
三年生を支えながら、一年生を引っ張る――清田高校のエンジンとしての役割を期待しています。
今年は見学旅行もありますし、総合的な探究の時間も本格的に探究することになります。
昨年から発足した清田応援団も、ぜひ上手に活用してください。
さて、昨年、清田高校は創立50周年を迎えました。
この50年という長い歴史は、特別な誰かがつくったものではありません。
毎日の授業
毎日の挨拶
毎日の清掃
毎日の練習
こうした「当たり前の積み重ね」を、先輩たちが大切にしてきたからこそ、今日の清田高校があります。
そこで、次の50年に向けて、私は、今年の清田高校のテーマを「凡事徹底」としたいと考えています。
「凡事徹底」とは、平凡なこと、当たり前のことを、誰にも負けないレベルで続けることです。
たとえば、
・チャイムの前に着席する
・あいさつを自分からする
・感謝の気持ちを言葉で伝える
・整理整頓を心がける
・掃除を最後まで手を抜かずに行う
どれも特別なことではありません。
しかし、これを毎日、どんなときでも続けることは、実はとても難しいのです。
大きな目標を立てる前に、
難しいことに挑戦する前に、
まずは、
「今日は自分からあいさつができたか」
「授業にしっかり集中できたか」
「練習をさぼらなかったか」
一日を振り返ってみてください。
また、後輩は、皆さんの「言葉」よりも「姿」を見て育ちます。
「やりなさい」と言うよりも、「やっている姿」を見せる。
「守りなさい」と言うよりも、「守っている背中」を見せる。
凡事徹底ができているクラス、
凡事徹底ができている部活動には、
自然と信頼と、良い雰囲気が生まれます。
小さなことを、コツコツ続ける力。
それが、皆さん自身を成長させ、清田高校の未来をつくります。
この一年、皆さんとともに「凡事徹底」を大切にしていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
市立札幌清田高等学校長 信田 篤
