給食の形態
【食形態について】
児童生徒がそれぞれ安心・安全に給食を食べられるように、5段階の食形態で提供しています。
表の下に行くほど、職員に提供している給食に近いものになります。
【うらごし食】
パン、クリームシチュー、メンチカツ、あさりサラダという献立の普通食(左)とうらごし(右)です。
胃ろうなどの経管から摂取する児童生徒にはこちらの形態です。ペースト食よりも水分を加えてサラサラの状態で提供します。
【ペースト食】
沖縄そば、サーターアンダギー、パインという献立の普通食(左)とペースト食(右)です。
ブレンダーという強力な業務用のミキサーにかけたものを、一度うらごしして粒をなくしたものです。わかめごはんの時には、湯でふやかしてミルサーにかけたものを濾して、ご飯の横に添えて提供します。
【ミキサー食】
たきこみいなり、海苔、鮭フライ、からしあえという献立の普通食(左)とミキサー食(右)です。
砂状の粒が残る程度までブレンダーにかけたものです。このミキサー食という形態は、口内で左右に広がった食べ物を舌で後方に送り込めるお子さんが食べるのに適しています。手巻き用の海苔は誤嚥が多い食材なので、薄味の海苔の佃煮にしてご飯に添えて提供します。
【きざみ食】
パエリア、豚肉のチリンドロン、フルーツカクテルというスペイン料理の献立の普通食(左)ときざみ食(右)です。舌を左右に動かして奥歯に移動してすりつぶして食べることができるお子さん用の形態になります。
【普通食】
大人用に提供しているものと同じ形態で食べられるお子さんのものでも、カレーなどは黒コショウ・唐辛子などを控えめにしたり、ごまやからみを一切抜いて提供することがあります。その際は、ごまやカレー粉などを加える前に児童生徒分を配食します。
登録日: 2020年5月11日 /
更新日: 2023年5月29日