2021年度

夢にみていた藻岩高校

 高校生活への希望と不安を抱き迎えた入学式。中学校とは違う雰囲気に押し潰されそうになりながら体育館に向かいました。横にはたくさんの先生方、周りには初めて会う仲間に囲まれ緊張していたときに、校長先生の「ご入学おめでとうございます」という言葉で一気に力が抜けた感じがしました。昨年は新型コロナウイルスにより学校休校、入試範囲縮小など他にもたくさんの影響を受けました。その中での高校受験は全員が不安を感じていたと思います。ですがそれを乗り越え今、夢みていた藻岩高校の一員になれたんだと喜びがこみあげてきました。

 高校生になったということは中学の時より制限がなくなり自由が多くなる反面、大人にまた一歩近づき自分自身責任感を持つということが大切だと思います。行動面に対しても言えることですが、自分の人生の選択をせまられることが増えてくると思うので、自分自身としっかり向き合っていきたいです。

 初めての友達、先生、先輩、行事、勉強、たくさんの初めてを経験しながら自分自身を成長させるそんな高校生活三年間を過ごしていきたいと思います。(生徒会誌「藻燿」より)

2020年度

入学式

 不安や緊張を抱きながら、私は入学式を迎えました。勉強のこと、部活のこと、通学や友達のこと、そして今年は異例なことばかりで、高校生活も心配する人が多くいると思います。

 入学式は簡単に行い、保談者は出席せず、新入生も名前が呼ばれたら立つだけという形でした。これからも色々な上手くいかないことや、例外なこともたくさんあると思います。これからの高校生活では、異例なことも柔軟に対応できる力や、自分にとって何が一番重要か見極める判断力を培えればいいなと思います。また、短く簡素にしなければならなくなった入学式の準備をしてくれた方々に感謝の気持ちを伝えたいです。

 入学式も短縮に、日々の高校生活もマスクをつけて、人と関わるのをなるべく避けなければいけない状況ですが、臨機応変に対応できている私たちなら、この先もきっと大丈夫だと思います。苦しいことも難しいこともありますが、生徒同士、力を合わせて頑張ろうと思います。 (生徒会誌「藻燿」より)

 

入学式

 四月八日、私たちは藻岩高に入学しました。春休みの期間は勉強についていく事ができるか、先輩は恐くないか朝いままでより早く起きることができるかとても不安でした。

 しかし実際入学式の前は自分でもおどろくほど落ちついていました。

 簡略化された、しかし自分たちの入学を祝っている事がさまざまな所から伝わってくる入学式が終わり、クラスに戻った時、私は同じクラスに知っている人があまりいなかったのですが、後ろに座っている子が話しかけてくれた事をとても嬉しく感じました。

 私たちはまだ三日間しか登校していません。しかし、その短い期間でも学校全体の空気がとてもあたたかく、先生方も優しそうだという雰囲気が伝わってきてこの学校に入学して良かったと思いました。

 いきなり休校が始まってしまい、クラスメイトの顔と名前も全員は一致しないような状況ですが学校が再開したら、予習復習はもちろん中学校の頃はあまり力を入れることのできなかった部活との両立もがんばりたいです。これからしっかり努力して充実した三年間をおくり、悔いなく卒業し、思い描く進路を選ぶことができるよう精進していきたいと思います。 (生徒会誌「藻燿」より)

 

2019年度

入学式

 私達の入学式は四月八日に行われました。小学校や中学校の入学式は知っている人が何人もいて、あまり緊張しなかったのですが、高校の入学式は、知らない人だらけでものすごく緊張しました。そのおかげで、入学式がものすごく長く感じたし、入学式だけでものすごくつかれました。でもクラスに、同じ中学校出身の人が一人いて、しかも席が隣だったので座席表を見た時はすごくうれしかったです。入学式の日は、あまり人と話をした記憶がないのですが、次の日には新しい友達ができて、すごくうれしかったです。

 まだまだ話をしたことがない人はたくさんいますが、これからいろいろな行事や普段の学校生活を通して仲良くなっていけたらいいなと思っています。

 私は、中学校のころ部活や友達と遊ぶことに夢中になってしまい、勉強をよくサボッてしまったので、高校では、勉強は勉強。部活は部活。というふうにしつかり切り換えて、頑張れたらいいなと思っています。これから三年間の高校生活を充実した三年にできるように、日々頑張りたいと思います。(生徒会誌「藻燿」より)

 

入学式

 入学式。これは、一年生になって一番初めにある大きな行事です。同じクラスにしゃべれる人はいるかな、友達はできるかな、勉強はついていけるかな、とたくさんの不安そして期待を持ちながら臨みました。

 入学式の間、たくさんの保護者の方々に囲まれながら先生の話を聞いていました。学校説明会でも体育館で話を聞いた時と空気感が全然違いました。ピリッとした緊張感がありやっと自分が藻岩高校生であることが実感できました。

 入学式が終わった後、クラスで先生から説明がありました。みんな表情が硬いまま話が過ぎていきました。その日は、一日中緊張したままでした。

 そんな入学式から約一ヵ月経ちました。友達できるかなと思っていましたが今では友達と呼べる人ができ緊張することもなくなりました。部活も始まり他のクラスにも話せる人ができとても充実した生活を送ることができています。

 高校の三年間はとても短いと聞きます。だから、私は、気を緩めすぎないようにしながら、それでも楽しく充実した日々を過ごしていきたいです。(生徒会誌「藻燿」より)