2021年度

1―1しか勝たん‼

 今年の秋藻戦は、新型コロナウィルスの影響で学年別、別日程の、観戦なしで行われました。秋は秋藻戦の三日前ぐらいからただ写真をとるためだけに使うメガホンを友達と作って待ち遠しくしてました。今年の種目は、女子はバレーボールか卓球、男子は、バレーボールかサッカーと男女どちらともリレーとなっていました。私はバレーに参加しました。練習ではあまりうまくいってなかったのに本番では、経験者の脇さんを中心に楽しんでプレイすることができて、二位になることができました。サッカーでは最弱とまで言われていたのに一位、男子バレーでは、バレー部で最強の山本くんを中心に全力でプレイして一位、リレーではどちらも良い成績を残し、卓球は五位。総合一位になれたらなと思いつつも一歩およばず総合二位という結果で終りました。一組は男女とわず仲がとてつもなく良くて、宿泊学習がなくなり、秋藻戦の日程も短くなり、ショック続きでしたが、この一日でよりいっそう仲が深まったなと感じました。これからも日々の生活で仲を深めたいです。このような状況なのに秋藻戦を開催してくれてありがとうございました。(生徒会誌「藻燿」より)

秋藻戦

 入学して何か月かすぎ、クラスの仲も深まってきたころ、僕たち一年生は藻岩高校のスポーツの祭典「秋藻戦」に参加しました。コロナ禍の中での大きな催しということもあってか、みんな気合いが入っていました。

 秋藻戦の種目は男子がバレー、サッカー、リレーで、女子がバレー、卓球、リレーでした。みんな頑張っていましたが、中でも一組と六組が男子も女子も、様々な種目で一位をとっていました。僕ら二組はというと、そこまで成績は振るいませんでしたが、クラスの仲はより一層深まったと思いました。リレーの予選では、チームの一人が肉離れを起こしてしまい決勝には出たいということだったので他のチームメイトが代わりに二回走ったり、最後の決勝ではアンカーが他のチームを全員抜いたりと、かなり熱いプレーがたくさん見られました。

 結果的に、総合優勝したのは六組でしたが、とても仲の深まるいい運動になったと思います。普段の生活でもこの仲間意識を忘れずに、勉強や部活動などに打ち込んで、一年生の間で、もっといい思い出をつくっていきたいです。(生徒会誌「藻燿」より)

一体化

 今年の秋藻戦は、例年と違い学年ごとの開催となりました。リレーでは決める時にまだみんなのタイムが分かっておらず、じゃんけんで決めたり、サッカーでは直前まで出場メンバーやポジションが決まらず、試合前に急いで決めていたりとアクシデントはありましたが、練習期間からみんなの動きを話し合ったり、共に練習を重ねるうちに、クラスの仲が深まったと思います。当日の最初と最後のリレーはとても速い人がでてきたり、とても競っている試合が出てきて、盛り上がりました。僕の出場したサッカーでは、明らかに最初より上達している人がいて、練習の成果が出ていたり、サッカー部の人や上手い人たちが、ドリブルで何人か抜いてシュートを決めたりしていて、試合してる人と見ている人の両方が盛り上がっていて、白熱した戦いはとても楽しかったです。結果は学年六位で最下位でしたが、みんなでしたパス回しや声かけで、楽しい雰囲気で終わることができてよかったです。来年以降は三学年が同じ日に行うことができて、思いっきり声を出して応援できるような環境になるともっといい秋藻戦になると思いました。(生徒会誌「藻燿」より)

秋藻戦ができてよかった

 まず初めに、秋藻戦が開催できたことを心から嬉しく思います。みなさんにとって、この行事を通して何かを得ることはできたでしょうか。クラス単位の行事だったため、クラス内での仲はより一層深まったことでしょう。僕が知っている限りでは種目ごとに分かれて放課後や休日に集まって練習をしていたクラスもありました。友達と貴重な時間を分かち合えていたことが素晴らしいと思います。今回は一日一学年と、規模は縮小してしまいましたが、十分楽しめて充実していた気がします。

 二学年はスーパープレイもあれば珍プレーもありました。僕が一番この行事で感じたことの一つに、「笑顔」というものがありました。普段は感染症予防の為、マスクをしていますよね。笑顔はとても不思議な作用をもっていると思います。中々見ることの出来ない素の笑顔を見れてとても幸せな気持ちになりました。

 最後になりますが、企画・運営を担ってくださった生徒会のみなさん、係生徒のみなさん、各学年の先生方、僕たちにいい思い出をくださりありがとうございました。これからの行事も成功で幕を閉じられることを心から願っています。(生徒会誌「藻燿」より)

ひかりと強さ

 今年に行われた球技大会は新型コロナウイルスによって様々な行事が中止になった上での希望の光であったと思います。また、現在の徹底した感染対策の状況下において私たちの心を癒すあたたかい灯りでもあったに違いありません。

 今年の球技大会は大変苦しい状況で開かれました。緊急事態宣言下で生徒は四時完全下校の条件があるというにもかかわらずリレーやバレーやサッカーなど楽しい競技を提供してくださった先生や生徒会の方々には感謝しかないです。三日間の中で一日ずつ学年毎に振り分けられていて、その中でも私たち三年生が行事を行う日には雨の予報があり、実際に昼過ぎにかなりの雨が降ってしまったものの、最終的には全てのプログラムを終わらせることができたので本当に良かったです。

 最後に、こうしたパンデミックはそう頻繁に起こることはなく、私たちの代は運が悪かったと言える。その中で、頭を働かせ打開策を生み出し難局を乗りきっていく、そうした所が私たち藻岩校生の強さでもあると考えています。改めて球技大会の作成に関わった方々、思い出を与えてくださりありがとうございます。(生徒会誌「藻燿」より)

最後の行事

 昨年からコロナの影響でイレギュラーな生活が当たり前になり、例年ならあるはずの行事等が無くなりました。その中には見学旅行も含まれていました。ですが、自分的には見学旅行がなくなるというめったにないことが起こって、逆に思い出として残りました(笑)。

 球技大会は昨年もありましたが、全学年対抗が学年対抗に変更され、今年もその状態で行われました。観客も少なくなり盛り上がりに欠けるかと思っていたのですが、学年対抗がゆえに知り合いが多く、試合中に相手と笑顔で戦う場面があったり、応援も声は出せなかったけれど、どの試合も観客が多かったので、盛り上がったのではないかと思いました。種目としては、男子はバレーボールとサッカー、女子はバレーボールと卓球でした。

 9月下旬にカラスに糞を頭に落とされました(笑)。不幸なことではありましたが、人生で経験できるかどうかの珍しいことだったので運が良かったと今では思ってます。

 昨年と今年のイレギュラーな高校生活も後にいい思い出として残る日が来るのではないかと思います。(生徒会誌「藻燿」より)

命を懸けた秋藻戦

 高校生活最後の秋藻戦は、三年間毎日欠かさずにやってきた昼休みバレーボールの集大成となる大会でした。

 僕たち三年四組は結成された当初から既に、「バレーにおいては最強のクラスだ。」と言われてきました。

 そんな口車に乗せられ、「絶対優勝するから。」などと口走ってしまった事によって、絶対に負けられない、命を懸けた秋藻戦となったのです。

 その言葉通り、我らが三年四組はハイキュー‼さながら沢山の技を完成させます。速すぎて見る事すら叶わないAクイック・セッターの完璧な配球から繰り出されるCクイック…挙げ出したらキリがありません。

 そんな誰もが三年四組の優勝を疑わず迎えた本番当日―。

 六位でした。文系最弱でした。誰がこんな展開を予想したでしょう。緊張して体が動きませんでした。

 女子は準優勝していました。

 最後になりますが、こんなご時世でも何とか企画を練って、秋藻戦を実現させてくれた関係者の皆様、僕のバレー人生はこれで終わってしまうけれど、この場を借りてお礼させて下さい。ありがとうございました。(生徒会誌「藻燿」より)

2019年度

球技大会

 高校生活初めての球技大会。直前まで何がどうなるのか全然分からない状況でしたが、今終わってみるととても楽しく充実した球技大会だったと思います。

 まず、サッカーに関してですが、球技大会前の体育の練習試合では圧勝しておりとても期待がかかっていました。

 一試合目は練習試合と同じ調子で勝つことができましたが、二試合目は白熟とした試合でしたが負けてしまいました。また、三試合目は一試合目と同様に勝つことができリーグニ位という結果となりました。くじびきの結果により決勝に進むことができませんでしたが、どの試合も皆を楽しませるようなチームワークが、しつかりとしていた試合だと思いました。

 サッカー以外の男女バレーボールや卓球も決勝に進むことができませんでしたが、どの試合もクラス全体で応援をしてクラスとしての協調性が深まったとても充実した三日間になったと思います。今回の悔しい思いは春の球技大会に繋がると思ったのでとても楽しみです。 (生徒会誌「藻燿」より)

白熱した球技大会

 球技大会について、お話します。球技大会とは、いくつかの競技をクラス毎のグループで競い合い、優勝を競うというものです。競技は三つの会場で競われ、体育館、講堂、グラウンドとある程度距離の空く三地点ですが、競技中の熱の籠もった歓声は、どの場所にいても聞こえるほどでした。競技は全三種目競われ、体育館ではバレーボール、講堂では卓球、グラウンドではサッカーと、今最も熱いと言われている三競技が選ばれており、試合をしていなくても熱くなれる状況に学校全体がつつまれていました。私はこれで三回目の球技大会なのですが、今までのものよりも今回のものの方が盛り上がっていたように思います。それは多分一年生のおかげで、初めての大会にも関わらず盛大に熱くしてもらいました。三日目まで進んだ一年生のクラスも例年に比べ多いようですし、次回の春季球技大会にも期待ができそうです。

 次回の春季球技大会は、今回よりもますます団結されたチームワークが見られると予想しています。その為に、皆さん体調に気をつけ、お母さん、お父さんに感謝しながら、生きようね! (生徒会誌「藻燿」より)

チャーハン

 女子バレーボール決勝戦終了のふえが鳴り、私の最後の高校行事が終わりました。高一の秋、初めての球技大会にのぞんだ私は、このコートに立つことを想像したでしょうか。体育館にたった一面はられたコートに。高一の私が、技術はなくとも、必死にボールをつなぐ上級生の姿にとても感動したことを思い出しました。

 すべての試合を通して、私が得たこと、学んだことは、やはり仲間の大切さだと思います。一緒のユニフォームを着て、一緒に練習をして、一緒に試合に出て、喜んで、一緒に応援をして、と、行事には一人でこなせないことがたくさんあります。全てにおいて、仲間の意見が完全一致することはありませんから、時にはぶつかりもします。でも乗り越えることができます。一人では、ぶつかることもできず、それを乗り越えるための思考をすることもできません。仲間がいて良かったです。力の合わせ方がわかった今、私たちにできないことはない気がします。

 女子バレーボール優勝、総合第三位という結果から、私が高一の時憧れた上級生の姿に近づけている自信をもって、受験に向かいたいです。 (生徒会誌「藻燿」より)

球技大会

 高校生活最後の行事である球技大会は男子クラスということもあってみんなとても気合いが入っていた。僕は一応サッカー部だったのでサッカーのBチームだったが、経験者のほとんどがAチームに行ってしまっていて、さらにくじ引きの結果が悪かったのでチームの中には「どうせ全敗」などと言っている人もいた。しかし、放課後練習などをしてみんな燃えていたので見事予選を突破することができた。三日目は負けてしまい、そこからの気持ちの切り替えが難しかったがバレーの応援が負けたことなどどうでもよくなるくらい楽しかったのでなんとか切り替えることができた。そこでバレーの決勝でクラスみんなでハカをやろうということになった。おそらくハカでの威圧が足りなかったせいで決勝は惜しくも負けてしまったが五組の名を全校に知らしめることができたと思うので良かった。

 今回の球技大会を通してクラスの絆はより深まったと思う。受験において団結力は大事なことなので互いに協力し合い、支え合いながらがんばっていきたい。 (生徒会誌「藻燿」より)

事々案々

 正味、決勝まで行くことになるとは思わなかったけど、何やかんや耐えた。これが自分の正直な気持ちです。僕はこの三年間、決勝Tまで行ったこともありませんでした。しかし、三年八組の皆のおかげで自分史上初の決勝T進出を叶えられました。

 思えば、三年八組の翁たちは皆で考えた作戦を忠実に遂行してくれて、とてもやりやすかったと思います。だからこそ皆を勝たせてあげたかった。そう強く思っていたので準優勝という結果は満足いくものではなかったですが、皆で勝ち取った準優勝でもあったので誇りにしたいです。

 三年八組の翁は全員勉強熱心で、まともな練習時間も取れなかったですが準優勝で負けてしまった以上、本当の意味での勝利というのを受験でクラス全員で勝ち取りたいと思います。

 We can do it! Do our best! (生徒会誌「藻燿」より)