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普通科職業コース制

 みなみの杜は「普通科職業コース制」を導入し、「働く力を育てる学び」として「3部門6職業コースの実習」を設定しています。カフェ運営を通して6つの職業コースが関連し、協力しながら、お客様のために様々なサービスを展開します。また「普通科」の特色を活かし、1年生で全てのコースを学び2年生からは1年生での学びをふりかえり、自分の特性や将来の目標等を考慮しながら部門(コース)を選択することになっています。
 

 

営業部門
 
 

 

   

 〇主な学習内容
  ●カフェの接客、レジサービス等
  ●パソコンやハンディターミナルによる商品管理

  ●外部からの受付や発注業務、外部への発信

   

 

 

   

 〇主な学習内容
  ●パンや焼き菓子の制作
  ●カフェメニューの調理(ピザ・パスタ・スープなど)
  ●ジャム、乾燥野菜づくり(食品加工)

 

  

生産部門
 
 
 

   

 〇主な学習内容

  ●野菜や果物、草花の栽培
   ・土耕栽培…圃場(約1,000㎡)、ビニルハウス(約130㎡×2棟)、温室(約50㎡)
   ・水耕栽培…温室(約70㎡)
  ●カフェの残食等によるフードリサイクル(堆肥作り)

 

 

 

   

 〇主な学習内容

  ●コーヒーカップやスープ皿などの制作
  ●カッティングボードやスプーンなどの制作
  ●電子機器の解体

  

  

サービス部門
 
 
 

   

 〇主な学習内容

  ●カフェや校内の日常清掃業務
  ●地域に赴いての清掃実習(フロア、窓、水回り等)
  ●定期清掃業務(ポリッシャー洗浄およびワックス塗布)

 

 

 

     

 〇主な学習内容
  ●カフェの装飾や製品表示等のデザイン・制作
  ●保育の基礎知識や技術の習得、おもちゃ等の制作
  ●介護の基礎知識や技術の習得、元気もり杜体操の実施

 

 

働く力を育てる学び

 「働く力を育てる学び」は、企業と連携して学んだり(協育実習)、企業から講師を招いて校内で学んだり(協育アドバイザー)を繰り返しながら深めていきます。また「校内技能検定制度」を積極的に取り入れます。働く力の基礎基本を確かめる「MSA」もあります。
 

校内技能検定制度(マイスター検定)

 みなみの杜では各コースの技能習得度を認証する「マイスター制度」を設けています。各コースの様々な分野について3段階で試験を実施しており、合格者にはマイスターエンブレムが授与されます。
 また、自分の所属コースのグランマイスターを取得したうえで、他コースすべてのベーシックマイスターを取得するとダイヤモンド賞受賞者として表彰され、杜cafeに合格証書が掲示されます。
 
1期生から積み上げた合格者数(R6.3.18現在)
ダイヤモンド賞 8名
グランマイスター (指導者レベル) 45名
アドバンスマイスター(応用レベル) 137名
ベーシックマイスター(基礎レベル)  472名
 
マイスターの誇りを胸に、在校中も卒業後も活躍し続けてほしいと願っています。 
 
   
   
 

MSA(みな杜スタンダードアセスメント)

 Minamori Standard(標準・基準)Assessment(評価)の略で、コース実習での取り組みを他者から評価してもらうことで、働く力を認証する制度です。合格者には「合格証」が発行されます。また、エントリーシートの資格欄に「みな杜スタンダード合格」と記載でき、前提実習の面接の際にアピールすることができます。
 MSAで他者からの評価(=後押し)を受けて自分の力に自信を持てたり、自分をより理解し就職への目標を明確にすることができます。
 

  

 JA(ジョブアシスタンス)

 学校外での販売活動や各種イベントなどで、コース間で連携して業務を行ったり、増員が必要な場面で他コースの生徒の協力を得ることで、円滑なコース運営をする制度です。
 
 例)JAによる地域での出張販売
    
 
 例)JAによるアグリコースの収穫・袋詰め業務
  
 
 

出向(しゅっこう)コース実習

 前提実習で想定される職種や職場環境に近い経験を積み、職場へのスムーズな移行や見通しを持つために、所属コースに籍をおきながら、一時的に他のコースで実習することができる制度。
 
例)「アグリコース」の生徒が「スポーツジムの清掃の前提実習」を予定していて、
  協育実習前に2週間ほど「クリーンアップコース」で実習した例。

一時的に他コース

で実習

 
※前提実習…3年生での協育実習で、卒業後、その職場に就職することを前提にした実習。