サイバーセキュリティを学ぶ

 

1.日時 617日(火)※開校記念日

2.場所 旭丘高校・メディアコーナー

3.参加 生徒15名・保護者3

4.目的 

身の周りの家電製品がインターネットとつながり、あらゆる情報がデジタル化されている現在、サイバーセキュリティの重要性がますます高まっている。今回は、専門機関の方々からサイバー犯罪の実態とセキュリティの基礎知識を学び、デモンストレーションで理解を深める。また、高校生が巻き込まれるSNSを介した犯罪が増えていることから、これらについても講義して頂く。

  5.講師 

  北海道警察 サイバーセキュリティ対策本部 対策・官民連携係長 中村考宏

  北海道警察 情報通信部 情報技術解析課係長 小林正人 氏 / 佐藤聖幸 氏

 

6.活動の様子

【事前学習】6/13()放課後

 

班決め・自己紹介をした後、「どんなサイバー犯罪があるのか調べて発表する」という課題に取り組みました。

 

 

 

「ランサムウェア攻撃」「0デイ攻撃」「サイバーボットネット?」など耳慣れない言葉が多数出てきました。

事前学習は50分程度

各班、発表

伝わるかな?

3人×5班(+保護者班?)

 

今回は、保護者の方も参加できる講座として案内いたしました。初の試みですが、数名が参加希望してくださいました。

 

 

 

良い講座になることを期待しています。道警サイバーセキュリティ対策本部の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

 

【講座当日】6/17()

前半は、道警サイバーセキュリティ対策本部・中村様による講義でした。

 

最近のサイバー犯罪の件数、どんな事件が起こっているのかなどを交えて、講義してくださいました。

今回は保護者の方も3名参加してくれました

クイズ形式では班ごとに考えるグループワークも

回答を発表します

闇バイトの危険性

 

近年、大きな社会問題になっている闇バイトなどのSNSを介した犯罪についても説明して頂きました。

 

高校生が犯罪に加担することになった事件も複数起こっており、他人事ではありません。生徒だけでなく、保護者の方からもいくつも質問がでました。

 

後半は、道警 情報通信部の小林様・佐藤様によるサイバー攻撃のデモンストレーションです。

 

攻撃側がスマホを乗っ取り、通信アプリの中身を見たり、カメラを起動させて相手方のスマホを通して映像を盗み見る手口を見せて頂きました。

デモンストレーション

こんなことができてしまうなんて・・・

質問「○○○って出来てしまうんですか?」

質問「○○○って防げるんですか?」

 

サイバー犯罪の件数は増加傾向にあり、手口も巧妙になっています。

 

かと言って、学習、通信、仕事などにおいてインターネットと無縁で生活するのは不可能と言っていいでしょう。どうやって自己防衛するのか、考えるとてもいい機会になりました。

 

 

7.生徒・保護者の感想

インターネットによる犯罪の種類や遠隔操作の怖さを知ることができました。様々な犯罪の手法が存在しているとわかり、インターネットを使う上で情報をすべて信じるのではなく、一つ一つの物事を疑って、判断することが大切になると思いました(生徒)

脅されて仕方なく犯罪に手を染めてしまうというのは自ら飛び込んでいくようなものなので、周りの大人に相談するなどして事件に発展していかないようにしたいです(生徒)

子どもが被害に遭わないようにするだけでなく、被害に遭ったかもしれない時も親として即座に事態を理解して対応できるようにしておくために、自分自身もアップデートしていく必要があると改めて思いました。デモンストレーションは、犯罪者側の様子を知る事ができて衝撃的でした(保護者)

巻き込まれた時、巻き込まれそうになった時の対処法や予防法を具体的な事例でもっと知りたいと思いました。とても面白かったです。保護者も学べる機会をありがとうございました(保護者)