令和3年度始業にあたっての校長挨拶

みなさん、おはようございます。
いよいよ春季休業も終わり、本日より学校生活がスタートしますが、私から少しお話したいと思います。
昨年度は新型コロナウイルスのため、様々な教育活動がストップしてしまいました。まだ先が見通せない状況ですが、今年度は昨年度と同様の教育活動ではいけないと考えています。何とか工夫をこらし、形は変えてでもいろいろなものをおこなって前進していかねばなりません。こういう時こそ、一人一人、自分が何をしなければならないのか・何ができるのかを考え、実行することが重要であり、これからの社会では、「主体的に考え、行動する」「他者と協働する」などが、より求められていきます。高校時代に少しでもそういう力を身に付けるよう努力してください。
さて、年度当初にあたり、2年次のみなさんには、昨年度2年生(現3年生)に送った「凡事徹底」という言葉を送ります。意味は、「当たり前のことを徹底して行う」ということです。時間は守る、挨拶はする、授業の予習・復習をするなど当たり前だなと思っていることを毎日当たり前に実行することは、かなり難しいことです。私は、みなさんを見ていて、今後成長していくために必要であると感じています。この言葉を心の片隅に置きながら、この1年間、学習はもちろん、部活動や生徒会活動に全力で取り組んでください。それが出来て始めて本校の校訓である「なおもっと」が生きてきます。
そして、3年生のみなさん、高校生活も残り1年となってしまいました。悔いのない1年間を送ることが大切です。3年生のみなさんは、サントリーという企業を知っていますか。
1899年に鳥居伸治郎という人が、日本の洋酒文化を切り拓くために大阪に作った会社で、ウイスキーやワイン、清涼飲料水などを扱う一方、スポーツでもラグビー部やバレーボール部はとても強く、多くの社会貢献をしている企業です。そのサントリーという企業の社訓に会社を興した鳥居伸治郎さんの口癖であった「やってみなはれ」というのがありますが、まさに、先生方はみなさんに対して、そういう気持ちです。みなさんも是非、先生方に対して「みとくんなはれ」という気持ちで応えてください。3年生のみなさんが持っているポテンシャルの高さならそう応えることも可能です。
最後になりますが、今日の午後から、第47期生の入学式が行われます。上級生として後輩となる新入生に思いやりの心で接してあげてください。そして、皆さんが模範となる学校生活を送ってくれることを期待しています。
 

                     令和3年4月8日
 

                      市立札幌清田高等学校長 黒宮 裕久