PTA会長から
知行合一(ちこうごういつ)
PTA会長 宮腰大樹
2期目の会長として、引き続き子どもたちの成長を支えるこの場に立てることを大変嬉しく思います。このような機会を頂けますのも皆さまのおかげと心より感謝申し上げます。最近、出会った言葉で「知行合一(ちこうごういつ)」とあります。意味は、「善いと知った事は、行動してこそ本物の知となる」です。この言葉を唱えた代表者は、大塩平八郎とあり江戸時代後期に生きた儒学者で、特に天保の大飢饉の時代に活動し、民衆のために立ち上がったことで知られています。そこでPTAと重ねて繋げられることを下記に紹介します。
私たちPTAは、日頃から「子どもたちのために、よりよい環境づくり安心した学校づくり」と口にしています。高校のPTAは小中学校と比べ子どもたちも自立して大人である反面で多感な時期でもあります。親子で距離感に悩まれていらっしゃる保護者がいるのも事実です。NHK放送文化研究所でも両親ともに自信もって関われている方は十分ではないと報告されています。
安全な登下校、安心して学べる教室、仲間と支え合う学校生活。どれも「大切だ」と知っているだけでは、子どもたちの未来は変わりません。私たち大人が、小さくても一歩を踏み出すことで、初めてその“知”が意味を持ち価値となります。特別なことではなく日常において、我が子に挨拶を伝える。挨拶を交わす。朝ご飯に、飲み物を近くに用意する。我が子以外でも周囲で困っている子に声をかける。学校行事に参加する。PTA役員になってみる。学校を支える。どれも大きなことではありませんが、行動に移すことで価値が付与し子どもたちの世界や関係は確実に明るくなっていきます。
今日ここに集う皆さま一人一人の思いと行動が、子どもたちの未来を形づくります。
どうかこれからも、“知っている”だけで終わらせず、“行動できる”大人であり続けることを、共に大切にしていけたら幸いです。
お忙しい中、最後まで読んでいただきありがとうございます。
