10月18日(木)、国際理解教育研究指定校としての活動の一環として、国際協力機構(JICA)北海道より大倉綾講師をお招きし、3学年の英語演習C履修生徒を対象に、「世界が100人の村だったら」ワークショップを実施しました。

世界にいる約70億の人々を参加生徒48人に縮め、身体を使いながら世界の格差や多様性を体感する授業となりました。それぞれの役割カードに従い与えられた年齢、性、母国語、国籍などに沿って進められたアクティビティを通じ、楽しみながらも世界の情勢と社会問題について考える時間になりました。

青年海外協力隊としてニジェールで活動されていた大倉先生の体験談に興味を持つ生徒たちが、休憩時間も、アフリカでの生活やボランティア制度への参加方法、海外で国際協力をするにあたり準備すべきことや外国語の勉強方法などを具体的に質問し、大変アクティブなワークショップとなりました。

生徒たちは、ワークショップでの活動や大倉先生からニジェールの子どもたちの状況を聞くことで、「世界が今どのような状況なのかよく分かった」、「社会にある問題を、どう解決できるか考えたい」といった感想を寄せ、問題解決アクションプランでは、「様々な国の文化や言葉を学ぶ」、「ボランティア活動へ参加する」、「フェアトレード商品の購入」、「募金」など多くのアイディアを出し、異文化と英語学習への関心を高めていました。