校舎について
"教科ゾーン"によって区分けした「教科教室型の校舎」
本校校舎の特徴「教科教室型」
教科教室型とは、それぞれの教科にとっての学習に適した環境を整備し、生徒がその教科の専門性を高められるよう配慮した教室運営方式のことです。>教科教室型について詳しくはこちら
それでは、各教科ゾーンを見てみましょう。
>社会科ゾーンを見る >数学科ゾーンを見る >芸術・情報科ゾーンを見る
>国語科ゾーンを見る >理科ゾーンを見る >英語科ゾーンを見る
>保健体育科ゾーンを見る
>その他の設備を見る
社会科ゾーン(Social Studies Zone)
社会科ではたくさんの地図や資料を扱いますが、それらを授業でわかりやすく掲示する工夫がされています。
例えば、社会科大講義室にはガラス黒板があり、これは通常のホワイドボードとしての機能とビデオプロジェクターを映し出すスクリーンとしての機能も持ちます。
北海道内でも数少ない最先端の教育環境が整備されています。
社会科大講義室のガラス黒板
国語科ゾーン(Japanese Zone)
よりよい言葉の使い手になるために、国語科では小グループでの話し合いや表現活動を重視しています。活動の目的によって学習形態はさまざまに変わり、教室の中を生徒が自由に動き、グループ内やグループ間同士で意見交換することもあります。生徒どうし協力し、時には競い合いながら、語彙や知識を増やし、思考を高め、表現力を磨いていきます。
板書が見やすいよう、教室の黒板はやや縦長になっています。
国語科教室の黒板(上)と数学科教室の黒板(下)
通常よりも国語科黒板は縦長、数学科黒板は横長になっています。
数学科ゾーン(Mathematics Zone)
“サイエンス”を支える土台となっているのは数学です。
数学科ゾーンでは、生徒たちが論理的思考力(ロジカルシンキング)を磨くべく、グループでの課題探究的な学習から問題演習まで、日々数学的活動に取り組んでいます。
教室の黒板は長い数式も見やすいようにやや横長になっています。
また教室の間仕切りはホワイトボードになっており、生徒がグループワークで議論しながら問題を解いたり、発表する際に利用できるようになっています。
理科ゾーン(Sciences Zone)
理科教室は、本校コズモサイエンス科の特色を最大限引き出せるよう整備されています。実験室は全部で6つあり、物理・化学・生物・地学それぞれの特性に合わせ、机等が配置されています。
他に研究活動等で生徒同士議論できるよう研究室やゼミ室も備えています。
また、展示コーナーでは、理科に関するポスターや雑誌などが置かれているほか、
生徒が授業で作成した成果物が展示されることもあります。
芸術、技術・家庭科、情報科ゾーン(Arts and Technology Zone)
「デザイン」は革新と創造性のつながりです。
芸術、技術・家庭科、情報科では、デザインを通して自らの「考え」を持ち、ある製品やシステムの可能性や限界を探っていきます。そして試作、探究や問題解決を行いながら、実験等を通して新たな「考え」を生み出していきます。作品・製品の完成度だけではなく、創造することに積極的に取り組むデザインプロセスに焦点を置いた授業を行っています。
これら課題探究的な学習を生徒が主体的にできるような設備を揃えています(木工造形室、機械室、金工造形室)。
ギャラリーでは生徒の作品を定期的に展示しており、生徒たちが創作活動に専念できる環境を整えています。
英語科ゾーン(English Zone)
英語科ゾーンでは授業をそれぞれ「インプット(内容・単語・文法の理解)の時間」と「アウトプット(学んだ内容を自分の言葉で伝える)の時間」とに分けて行っています。一斉授業形式ではなく、読む・聴く・書く・話すの4技能を高めるスキルトレーニング、ペアワーク、グループワークを行う、生徒の活動に中心を置いた授業で、生徒の英語力・コミュニケーション力を育てます。
保健体育科ゾーン(Physical Education Zone)
保健体育科ゾーンでは、あらゆる活動の基本となる「健康な身体作り」を楽しみながら目指します。
実技種目に合わせ、体育館や多目的ホール(講堂)、格技室、グラウンド、テニスコートなど最も適する場所で授業を行います。雨天時は体育館1階の雨天時練習場を使用することもあります。
保健の授業は体育館併設の専用の講義室で行います。
快適な学習環境を目指して
本校が掲げる教育理念、育てたい生徒像、これらのために学校が果たすべき役割のひとつとして”快適な学習環境の整備”があります。
>本校の教育目標はこちら
ここでは教科以外の面から見た校舎の設備についてご紹介します。
校内すべての教室でインターネット接続可能
生徒が課題探究的な学習を行う上で、何かを調べることは重要です。
校内には無線LANのルーターが設置され、どの教室でも専用端末からインターネットに接続することができます。必要な資料をその場ですぐにタブレット端末で調べることができます。
各所に無線ルーターを設置 タブレット端末でほしい資料をすぐ検索
また、各教室に1台ずつ設置されたディスプレイもLANで接続されており、校内放送をしたり、生徒がタブレット端末で作った資料を画面に映して発表したりすることもできるようになっています。
教室移動もスムーズに
生徒が教室を移動する際、どの位置からも目的の教室へ行けるよう、各階は行き止まりがないロの字型の構造になっています。
各教科のテーマカラーを決め、生徒が移動しやすいよう工夫しています。
また、移動時間を単なる移動のためだけの時間ではなく、その間気持ちもリフレッシュできるよう、廊下や階段も開放的になっています。
教科センターとラウンジを交流の場に
各教科ゾーンには教科センターがあり、質問や相談をしたり、学習成果の展示を行うこともできます。
教科センターの傍にはラウンジがあり、生徒専用のロッカーも完備されています。休息の場として、友人同士や異学年生徒との交流の場として、自主学習の場として、先生に質問する場として、それぞれの用途に応じて使うことができます。
また、1階には中庭があり、晴れた日の昼休みには昼食をとる生徒たちで賑わいます。
メディアセンター
生徒の探究活動を行う要とも言えるメディアセンター(図書室)は、生徒が最もアクセスしやすいよう校舎の中心に位置しており、2階と3階両方から出入りできるようになっています。
調べたことをその場ですぐプレゼンできるよう、ミーティングスペースも備えています。
職員室・IBセンター
1階の職員室はカウンター形式になっており、学習に関する質問はもちろん、学校生活にかかわることや進路相談などを気軽にすることができます。
職員室隣接のIBセンターでは、本校最大の特色である「国際バカロレア」の研究が行われています。国際バカロレアに関する資料も閲覧できます。
保健室
安心して学校生活を過ごすために、保健室ではみなさんの心とからだの健康をサポートします。
からだの調子が悪いときやけがをしたとき、ひとりで悩んでしまいそうなとき、保健室のドアをノックしてください。・・・>保健室について詳しくはこちら