令和4年度(2022年度)学校経営の基本

(1)教育方針(グラデュエーションポリシー)

 1 自分の意思で計画を立て、積極的に行動し、未来を切り拓く力を身に付けさせる。  (実行力)

 2 地域や世界に視野を広げ、幅広い見方ができ、社会に貢献する力を付けさせる。   (分析力)

 3 多様性を理解し、他者の存在を認め、ともに活動できる力を身に付けさせる。    (協働力)

 4 思考力を深め、自ら問いを立て、調査・研究の成果を発信できる力を身に付けさせる。(探究力)

  

(2)重点目標

 1 生命を守る指導および規範意識を育む生徒指導の推進

 ① 基本的生活習慣の確立を図り、自ら判断し行動できる生徒を育成する。

 ② 全教職員で生徒を見守り、自他の声明の尊重やいじめを許さない指導を通じて豊かな人間性を育成する。

 ③ 授業や学校行事などを通して、他者と協働する態度を育成する。

 2 自己肯定感・自己有用感を高める特別活動の推進

 ① 部・局・同好会活動を積極的に推進し、スポーツや芸術活動などの楽しさや喜びを味わい、学校生活を豊かなものにするとともに活動を通して社会性の向上に努める。

 ② 豊かな感性や社会性を育む体験的活動を推進する。

 ③ 国際理解教育を推進し、地域や世界に積極的に目を向けさせる。

 3 生涯にわたって学び続ける力の育成

 ① 基礎学力を定着させ、学ぶ意欲を育むための授業のあり方や評価の改善に努める。

 ② 学ぶ楽しさが得られ、生徒の知的探究意欲を高める授業へ取り組む。

 ③ シラバスに基づき、言語活動等により、思考力・判断力・表現力を高め、生徒の主体性を育てる教育活動に取り組む。  

 4 適正な進路指導の推進

 ① 総合的な学習の時間などを活用した意義のあるキャリア教育を推進するとともに、自己実現に向けた生徒の主体的な進路選択の支援に努める。

 ② 進路目標達成に向けた計画的な指導・支援を年次・分掌を中心に推進する。

 

(3)組織運営目標

 1 信頼される学校作り

 ① HPなどを利用した積極的な情報発信

 ② 家庭、地域や他校種との積極的な連携

 ③ 外部人材活用など社会に開かれた学校づくり

 ④ 学校評価アンケートの高い評価と改善

 2 学校経営参画意識の高揚

 ① 単位制・教育課程に対する理解と推進

 ② 国際理解教育の推進

 ③ ミドルアップダウンの組織体制づくり

 3 教職員の資質向上

 ① 札幌市教員育成指標に基づく研修機会の確保

 ② 外部での研究機会の確保、成果の還元

 ③ GIGAスクール構想の推進

 4 働き方改革の推進

 ① 業務内容のスクラップ&ビルド

 ② 校内組織の見直し

 ③ 協働体制の確立

 ④ ICTの利用促進

 

(4)教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

  1 生徒が主体的、意欲的に学べる教育環境の整備と充実に努める。(課題探究的な学習)

  2 多様な個々の進路実現に寄与する教育活動の設定と支援に努める。(単位制、学校設定科目、学校間連携)

  3 自立した札幌人の育成に向けた国際的視野の醸成と実践。(グローバルコースの実践と全校的な取り組みへの涵養)