市立札幌清田高等学校部活動に係る活動方針(2020年3月19日策定、2022年5月2日一部変更)

0 学習指導要領における部活動の位置づけ

(高等学校 学習指導要領(平成30年告示)総則 第6款 学校運営上の留意事項 1・ウ より)

教育課程外の学校教育活動と教育課程の関連が図られるように留意するものとする。特に、生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については、スポーツや文化、科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等、学校教育が目指す資質・能力の育成に資するものであり、学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるよう留意すること。その際、学校や地域の実態に応じ、地域の人々の協力、社会教育施設や社会教育関係団体等の各種団体との連携などの運営上の工夫を行い、持続可能な運営体制が整えられるようにするものとする。

1 部活動の意義

本校の学校教育目標において「心身ともに健康な、たくましい体力を目指す生徒であれ」と掲げられていること、また札幌市の学校教育において「豊かな心の育成」「健やかな体の育成」が特に重点となる施策であることをから鑑み、部活動に積極的に取り組むことは、学校教育が目指す資質・能力の育成に大いに資するものである。併せて、異年齢とも交流の中で、生徒同士や教員と生徒等の人間関係の構築を図ったり、生徒自身が活動を通して自己肯定感を高めたりするなど、教育的意義が高い。

2 開設されている部活動

【体育系】

硬式野球部、ラグビーフットボール部、バスケットボール部(男子・女子)、バレーボール部(男子・女子)、卓球部、サッカー部、テニス部、ソフトテニス部、陸上競技部、バドミントン部(男子・女子)、弓道部

【文化系】

合唱部、美術・イラスト部、茶道部、華道部、理科部、デジタル写真部、書道部、放送局、図書局、吹奏楽局、ボランティア局、調理同好会、英語同好会 

3 運営のための体制整備

(1)顧問会後の開催(4月上旬)

(2)部・局・同好会活動集会の開催(4月)

(3)年間活動計画の作成(4月)

(4)毎月の活動計画の作成 

4 指導・運営にあたっての留意点

・安全への配慮

(1)活動の際は、生徒の心身の健康管理、事故防止に努めることとする。また生徒は、事故・怪我が発生した場合、応急処置を施し、顧問及び養護教諭に連絡する。

(2)生徒は、行動でランニングをする際、交通安全には充分留意する。

(3)休日の部活動において事故が発生した場合、顧問は管理職に連絡をする。

・バランスのとれた活動

(1)部活動活動基準に則り、学習との両立を考えて活動する。

(2)活動する際は「学校の代表」として自覚ある活動をする。

(3)「勝利至上主義」に陥ることのないよう、生徒の実態に合わせた活動を行う。 

5 部活動活動基準(札幌市立学校における部活動活動基準に基づき策定)

(1)少なくとも月に1回は、学校として平日にすべての部活動の休養日を設定する。(年間行事予定表に記入することで、生徒・保護者に周知する)

(2)毎週、土曜日または日曜日のいずれかを休養日とする。

(3)少なくとも週に1回は、平日に休養日を設定する。」

(4)通常の練習時間は、平日2時間程度とする。

(5)土日、祝日、長期休業期間中の練習時間は、3時間程度とする。

(6)練習試合は、半日で終了するよう設定する。

(7)長期休業期間中の休養日の設定は学期間中に準じた取扱いとし、ある程度長期の休養期間(オフシーズン)を設ける。

(8)週末に大会参加等で休養日を設定せずに活動した場合は、休養日を他の日に振り替える。

*「練習時間」とは、生徒に対し直接、部活動指導を実施する時間を示す。

*大会直前等やむを得ない場合については、必ずしもこの限りではないが、生徒。教職員双方の負担の度合いを充分に考慮し、実施することとする。活動日・活動時間を変更する場合は、生徒・保護者に伝えるとともに、特別活動指導部を通じて管理職へ報告する。

*合宿についても、規程に則り、適切に実施することとする。

 

活動方針 [725KB pdfファイル] *参考 2020年3月19日時点の文書