3月15日(金)に、今年・昨年の3月に卒業した卒業生をお招きして、先輩達の受験勉強の経験や体験を語っていただく、卒業生合格報告会を今年も実施しました。

今年度は30名の卒業生にそれぞれの進路先に応じた20ブースに分かれ、各ブースのコーディネーター(司会)を1・2年生の有志から募集し、卒業生と対話を重ねました。ブース形式になり今年で3回目を迎え、 卒業生は、

「ぜひ、自分の経験を伝え、後輩たちの力になりたいです。」

といった熱い想いをもってこの報告会への登壇に手を挙げてくれた方が多く集まり、報告会で先輩たちの想いを後輩たちが直接肌で感じ、また後輩たちに受け継いでいくという流れが、藻岩高校の文化になってきている感じがします。

中には、「昨年度のこの報告会で先輩の話を聞いて、自分の希望進路が明確になりました。」という卒業生もいました。

 

卒業生の多くがスライド等でプレゼンテーションをしながら進めたり、自分が使っていた参考書や問題集を持参し、どのように勉強を進めていたのかを話したりなど、それぞれが工夫しながら自分の経験をお話してくれました。

後輩たちからは、

「本格的に受験勉強を時期は?」

「推薦入試を考えているが、具体的にどんな準備をすれば良いか」

「どのように志望校を決定し、大学を選ぶ一番の決め手はなにか?」

「英語について、どのように勉強していたか教えてほしい。」

などの勉強や受験の話はもちろん出てくるのですが、

「部活をやっているが、どのように勉強時間を捻出していたか」

「モチベーションを保つ方法」

生徒それぞれが気になることを積極的に卒業生から聞き出していました。卒業生からも、

「定期考査をモチベーションの一つに、しっかり取り組むこと」

「部活動・探究活動の経験で自分のやりたいことや将来の目標が明確になった」

という話がありました。

 

その後、放課後には座談会を行い、こちらも大盛況!

教室からあふれるばかりに多くの後輩たちが集まって、会の中で聞けなかった話について聞きに来ていました。

実施後の振り返りのアンケートからは、

「後悔しないように今のうちから少しずつ勉強を重ねていく。進路の実現に向けて、自分がやりたいことを突き詰めていく。」

「講座選択や、試験について色々体験談を聞いて、人生何に興味を持つのか、どうなるかは分からないなと実感した。」

など、多くの前向きな振り返りが寄せられました。

 

1・2年生は4月には年次がひとつ上がり、藻岩高校での学びに本気で取り組み、多くの経験や体験を通じて、自分の進路やミライと向き合い、その実現に向けて突っ走って欲しいと思います。

そして協力してくれた卒業生の皆さん、卒業は終わりではなく始まり、4月からの皆さんのご活躍を期待しております。

またいつでも藻岩高校に帰ってきて、後輩達のために、皆さんの経験や体験を還元してください。

ありがとうございました!