8月18日(木)は市立札幌平岸高等学校デザインアートコースの千葉有造先生をお招きして、美術系グループを対象とした相談会を実施しました。

 
 
岩絵具の制作をするグループからは「石山軟石を使って岩絵具を作ることはできますか?」「エゾシカを描く際に注意する点は何ですか?」という質問が上がり、専門的なアドバイスをしていただきました。
 
小中学生から美術作品を募集し展示するグループに対しては、「募集方法や展示方法も大切だけど、何よりも作品を丁寧に扱うことが大切です。返送する際は丁寧に梱包し、お礼状やコメントシートを添えるなど、フィードバックの仕方も考えましょう。」というアドバイスをいただき、イベント後の対応を検討していなかった生徒たちにとって視野が広がるきっかけとなりました。
 
人の目を引き付けるようなポップ作りに苦慮していたグループに対しては、全国の美術大学のパンフレットを並べたブースを用意し、配色やレイアウトのポイントなどを説明していただきました。
 
 
 
今回の相談会に参加した生徒たちからは
「自分たちの想像にも及ばなかった話を聞くことができて、まさに目から鱗でした。」
「聞きたいことが全部聞けて、細かいところまで丁寧に優しく教えてもらいました。ネットには載っていない情報をたくさん聞くことができて、楽しかったです!」
「『イベントを開きたい』という目的ばかりで、具体的にどんな交流にするのかを決められていなかったので、より深く考えるきっかけとなりました。他のアートイベントに実際に足を運んで刺激を受けることで、自分たちのイベントも盛り上げていきたいと思います。」
という感想が上がりました。
 
 
市立高校の各校の特色を活かして連携することによって、生徒にとっても教員にとっても刺激を受ける時間となりました。
 
生徒たちは今回のアドバイスをもとに計画を練り直し、学校を飛び出してリサーチアクション④⑤に取り組んでいきます。