閲覧注意!豚の腎臓の解剖

 今日は豚の腎臓の解剖をします。
腎臓の機能について復習したら、腎動脈、腎静脈、輸尿管を確認し、腎動脈に墨汁を入れて、糸球体を顕微鏡で観察します。
 
  実験開始です。墨汁を入れるのにまず苦戦。

なかなかうまく入っていかない班もあります。

「向き変えてみる?」「もうちょっと奥に…」

何とか流し込みました。

 
  墨汁が入ったら今度はメスで二つに切っていきます。

よく切れるので気を付けて!

すいすい上手に切っていく生徒もいますが、筋が切れにくくてまた苦戦している班もあります。

 

↓きれいに切れました!
 
 断面を見て観察をしたら、今度は顕微鏡で見るため、薄―く切って、プレパラートを作ります。
これはまた難しい、なかなか薄く切れません。
 さて、顕微鏡で見てみましょう。

薄く切れなかった班はよく見えません。

時間はないけど、切ってまたやり直します。

↓うまく行った班の写真です。

実験終了です。実験結果をレポートにまとめます。

黒い塊が糸球体です。

ここから染み出した原尿が・・・確かに教科書の通りです。
 腎臓の観察と並行して、心臓、肺の観察もしました。

先生が一班一斑回って、説明してくれています。

豚の心臓は、先生が外科手術用の針で縫合したそうです。
 「触ってみて、硬さの違いを確認してください」

「うわー触り心地が全然違う!」

「心房は、グニャグニャして気持ちいい。」

「右心室はプニプニしてる。左心室はミッチリしてる。」

「大静脈はペラペラだけど、大動脈はホースみたい。」

違いの理由に納得です。

先生が息を吹き込んで肺の膨らんだ様子も見せてくれました。

思った以上の変化にビックリです。