平成30年度も本日が修了式となりました。皆さんは、自分自身のこの一年間を振り返って、どんなことを感じているでしょうか?自分なりに、今年一年こういうところを頑張った、こういう面は来年度もっとこうしたい、そんな気持ちを大事にして、来年度につなげてほしいと思います。
ところで、私は、先日のサンライズタイム発表会で、皆さんがポスター発表したり、それを真剣に聞いたりしている様子を見て、とても感心しました。発表者は、それぞれ自分なりの問いを立てて、深く考察し、その伝え方を工夫し、自分の言葉で発表している。そして、聞いているみんなが、真剣に発表に耳を傾けて、自分自身の考えを深めている。そしてそれを、質問をしたり付箋にメッセージを書いたりして、発表者に伝えようとしている。その皆さんの学び合いの様子に胸が熱くなりました。
本校の総合的な学習の時間が、サンライズタイムと呼ばれるのは、皆さんに、朝日が昇るように力強く、探究的な学習に取り組んでほしいという願いが込められているからです。では、力強い探究的な学習とは、どういうものでしょうか。私は、大切なことは、しっかりと問いが立てられているということだと思います。「問いを立てる」ことは、何を明らかにしていきたいのか、探究の目的地を示すことです。どこに向かって進むのかがはっきりするわけですから、自ずと力強さが生まれます。
しっかりとした問いを立てるために重要なことは3つあると思います。
第一は、自分なりのものの見方や考え方を持つこと。それを通して様々な事象を見たときに、湧き上がってくる感動や、どうなっているのだろう、それは何でだろう、という疑問を大切に育てることが、「問いを立てる」ことに繋がります。
第二には、教科の学習を通していろいろな知識を身につけることと、学校の外や、自分が関心を持ち専らとしている分野以外にも、幅広い興味関心を持ち、アンテナを立てておくことです。外から注入される情報を自分なりに再構築することで、自分のものの見方考え方ができ上がっていくからです。
そして第三は、仲間同士で学び合うことです。互いに感想を述べ合ったり、疑問をぶつけ合ったりして、刺激を受けたり、また、協力して課題に向き合うことで、学びをどんどん深めていくことができると思います。
旭丘高校がそのような学習活動の場として、これからもますます充実していくことが、私の願いです。
4月には、皆さん年次進行し、最上級生、中堅年次となります。クラスが変わるなど大きな変化もあると思います。明日からの春休みは、講習もあって忙しいと思いますが、皆さん自身も、次の目標を立て、自分をリセットしてください。4月にまた元気な皆さんと会えることを楽しみにしています。