「学びのデザイン」のクラス内発表会を行いました!


 今年の7月、小学5年生に算数の授業を行った新川高校生2年生。夏休み明けからは、その活動を準備段階から振り返り、

3分間のプレゼンテーションにまとめる作業に取り組んできました。資料作成の時間は限られたものでしたが、趣向を凝ら

したスライドを作成したり、共同編集機能を活用しながら原稿を作成したりする班が数多く見られました。

 

 

 

 

 

 そして1011()に迎えたクラス内発表当日。同じ単元について授業を行ったのにも関わらず、各班の授業方法や

そこから得た気づきは多様なものでした。発表内容から、一部抜粋してご紹介します。

 

 

今回の活動で「学ぶ」ことを通して発見したことは二つあります。1つ目は「暗記から理解への

発展により視野が広がる」ということです。2つ目は「積極性の薄れ」です。小学生の積極性と

自分達を比較して自分の学ぶ姿勢を見直しました。

 授業を通して良かったポイントは、考えを出し合える雰囲気づくり、楽しくコミュニケーションを

とりながら授業でき、小学生の理解度を確認し臨機応変な対応ができたということです。

さまざまな視点から一人一人を観察して授業をしていく必要があります。

今回の活動を通して「学ぶ」ことで一番大切なことは授業自体を楽しいと思えるようにすることだと

思いました。授業自体を楽しいと思うことができれば受けさせられる授業から受けたいと思える授業に

変わると思います。受け身にならなければ、早く覚えることができるだけでなく、より一層理解を深める

ことができると思います。教える側の人間は教える相手に理解するきっかけを与えることで、より良い

授業を作り上げることができるのだと思いました。

各班の体験や気づきをクラスで共有し、学ぶということについて振り返る貴重な1時間でした