第9代校長 黒宮 裕久

 本校は、札幌市教育委員会が平成186月に定めた「(仮称)北海道札幌新定時制
高等学校基本構想」に基づき、当時の札幌市立高等学校4校(星園高等学校昼間部・
夜間部、新川高等学校定時制、平岸高等学校定時制、啓北商業高等学校定時制)の
定時制課程を発展的に再編して、多様な学習ニーズに柔軟に対応するため、全日制・
定時制という枠組みにとらわれず、午前部・午後部・夜間部の三部制を取り入れた
新しいタイプの高等学校として、平成204月に開校しました。
 
 本校は学校教育目標を「目標に向かって挑戦し、主体的に自己の生き方や進路に
ついて探究し、豊かな人間関係を築くことができる生徒を育てる」と掲げ、生徒に
とって魅力ある学校づくりを進めてまいりました。開校して15年が経過しますが、
その思いは、卒業生から現在の大通高校生まで変わらずに受け継がれています。
 現在は、これらを踏まえて、スクール・ミッションやスクール・ポリシーが定めら
れ、入学から卒業まで、大通高校ならではの環境のもとで、決して失敗を恐れること
なく、他人と比べることなく、過去にとらわれることなく安心して自分の目標に挑戦
できる、自分の夢を実現できる高校づくりをさらに進めています。
 
 大通高校は開かれた学校です。保護者の皆様、地域の皆様、本校を支えてくださる
全ての皆様、これまで同様、本校の教育活動にご理解とご支援をよろしくお願いいた
します。
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